| 2014年08月02日(土) |
古事記の恋 清川 妙 |
私の好きな物語風の読み物かと思って期待したのだが内容は、著者の解説〜原文の書き下し文〜訳文となっており、古事記の入門書のよう。 古事記は伊弉那岐や伊邪那美といった名前からして取っつきにくい印象を受けているので、解説書として読めばいいんだ。 各章のページ裏に登場する神々(命みこと)の説明があって初心者にもわかり易い。 神話として子供の頃に学校の図書館でワクワクして読んでいて知っている話もあった。 それにしても著者が古事記に心酔してる事がよく分かる。 神々に仮託されているが、今の世にも理解できる生身の男女の心のありようが著者なりの解説でほんとうに解りやすい。 まるで講義を聴いているような錯覚をするくらい。
第一章 伊邪那岐と伊邪那美 第二章 色許男と須勢理 第三章 海佐知、山佐知 第四章 沙本ひめ 第五章 倭建命 第六章 石之日売と女鳥 第七章 赤猪子
710年に古事記が編纂されて1300年になるとして、奈良では 観光客誘致に『万葉記紀プロジェクト』なるものを立ち上げている。 古事記の概要を伝える観光客用のパンフレットも数多い。
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