読書記録

2014年03月02日(日) 流転の女            松下 麻理緒



 読み終えて思うのは何でこのタイトル???

東京女子大学心理学科同期卒の二人による共同執筆ということらしいが、読んでいてしばらくして思ったことは、この物語の主人公は三十二年前に事故?で死んでしまった愛理という女優を目指していたらしい女性なのだということ。
そして ミステリーかと思いきや、ふつうのハッピーエンド的な小説だった。


三十二年前に死んでしまった女によって人生が大きく揺さぶられてしまった二人。一人は結果的に女を見殺しにしてしまったことを後悔しつつ、後に社会的な成功を手に入れた元恋人。
もう一人はその男に一人娘が殺されたと信じ、男を憎み続けた母親。
実際にもあることだけれど、人間の思い込みや誤解がその後の人生を狂わすとまではいわないが、かなり方向性を変えるこということはあるように思う。
結構 テンポが速くて私が思っていたような終わり方ではなかったけれど、それはそれで良かったのだろう。














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