茶畑
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2005年09月24日(土) 表面上は平静

この日記、当初は公開していた。定期的に見ている人が一人だけいて、最初はありがたかったが徐々に嫌になってきた。人の目を意識すると本音が思う存分書けないからだ。それで過去分を消去して、写真だけを残してある。ログは保存してあって、いつか登録し直そうとは思っているが、ナマケモノのため未だ実行せず。

本当は今日まで山に行っているはずだった。前回書いた日記の、恋の相手も含む4人で。しかし、前の3連休に愛地球博に行って疲れてしまったのか、体調が悪くなり参加を断念。山に行けなかったのも好きな人と久しぶりに会えなかったのも本当に残念だ。でも、会えない方が良かったのだと思うことにしている。山の準備を進める中で、まだまだ自分の中に熱い気持ちがあるのを痛感していたから。ここで一緒に山なんか登ってしまったら、再び7月から8月にかけてのあの辛い状態に戻ってしまったかもしれない。せっかく平静を取り戻しつつあるのだ。このまま静かに、静かに気持ちを落ち着かせたい。

相手はもう別の道を歩き始めているようだ。いや、もともと道が同じだったことなんてない。ほんの一瞬、同じように思えただけだ。何もなかったのだ。本当に、何も。

恋をしたといってもダンナとうまくいってない訳ではまったくない。ダンナはダンナで大好きだ。あんなに強い恋心が、ダンナへの愛情とはまったく別個のものとして存在しうるというのは驚きだった。独身の人からすれば贅沢だということになるのだろう。でも、理解してもらえないだろうが、決して楽しくはない。辛いのだ。苦しいのだ。

体調を崩して会社を2日休んで、これで早くも有休がゼロになってしまった。今の派遣会社で勤めていても来年の6月にならないと有休がない。条件のいい仕事があるならいっそ他の派遣会社に変えて、6ヶ月後に有休をもらった方がいいのだろうかなんて考えも浮かぶ。ただ、今の仕事は条件がいいのは確かだ。紹介された仕事の件はその後何の音沙汰もなく、もうあきらめている。しばらくは今の職場で淡々と働こう、と再び思い始めた。

この連休は家にいて寝ながら本を読んで過ごしている。最近読むのは結婚生活をテーマにした小説ばかり。主人公はだいたい同年代。本の中で30代が「中年」と表現されていたりするのが気になる。30代は中年ですか。ついこの間まで20代で、その時はまだ「若者」に入ると思っていたのに。何とも複雑だ。

来週末はまた山に行く予定。山は好きで、行ってしまえば楽しいのだが準備と片づけが面倒くさい。最近はお気楽な旅行がしたくてたまらない。この歳になるまで、あまり旅行に行ったことがなかったのだ。今はとにかく国内のあちこちに行きたいが、そのうち海外にも行ってみたい。できれば、一人で。


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