銀河鉄道を待ちながら
鬱と付き合いながらの日々を徒然に

2006年04月15日(土) ちょっと凹む

今日も体調はいい。これで6日連続だ。

これは回復への兆しだろうか?そうだとしたら嬉しい。

とはいえ、今日はちょっと気分が落ち込みそうになったこともあった。

他の人の日記を見て、自分の日記とを比べて、そのあまりの出来の違いに劣等感を感じたのだ。

他の人の日記と比べると、僕の日記はエンターテイメント性がないというか、何というか、おもしろみがないような気がする。

まあ、好きでつけてる日記なんだから、そんなことを気にする方がおかしいのだけれど、文を書くという才能において、これだけ違いがあるのかと思うと、どうしても凹んでしまう。

毎日書くネタがないということも、僕の劣等感をくすぐる。

僕の日記は内に内にこもっていて、何の広がりもない。

例えば読書をした後の感想を書くにしても、僕の感想は無味乾燥で、短く、深みがない。

頭に何も思いつかないのだ。

だから、読書日記や映画日記を書いている人を見るとうらやましくなる。


いつからか、僕は映画を見ても、本を読んでも何も感じることがなくなった。

感想を言えなくなった。

そうなったのはいつからだろう?

働き始めて間もなくだったような気がする。

僕は漠然とだが、働けば働くほど脳細胞が壊れていっているような気がしている。


このまま、僕は壊れ続けていくのだろうか?

そんな不安が常に付きまとっている。

壊れたくはないが、どう抗えばいいか分からない。


僕は時々思う。

僕は高校時代の方が頭もよく、文も書け、仕事だってできたのではないか、と。

それは幻想なのかもしれないが、少なくとも、今よりももっと情緒のある人間だったことは確かだ。

今の僕は、何だか中身のない人形のような気がする。

感情を失ったようなロボットのような気がしている。


僕は人形やロボットにはなりたくない。でも、そうならないためにどうすればいいか分からないのだ。


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