コミュニケーション。
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2007年05月11日(金) オワリ。





とてもとても不真面目で不埒な日記です。
浮気とか不倫とか絶対ダメ!!!!!!!!!!な方が読まれたら、
怒り心頭で物壊せちゃう勢いだと思います。
お気をつけてくださいませね。



*****





相変わらず、セクハラ課長な寺島。
「しようよ(はぁと)」なことも言ってくる。

たまらずに、

「セフレになりたいんですか?」

と聞いたら、


「いやぁ…普通の友達で…」




オ ハ ナ シ ニ ナ リ マ セ ン カ ラ






普通の友達はセックスはしませんが?
要するに君は、
後腐れのない関係が欲しいらしい。
去ったあたしのところにわざわざ足を運んでまで、だ。





ならば、だ。

そういう浮気男がとるべき、
浮ついたセリフを並べてみろ、と言いたくなるのだ。

その一晩は、
思いきり私を愛して可愛がって抱きしめてキスをして、

次の日は別人格でユミちゃんを愛してみせろ、と。



中途半端で反吐が出そうなヌルいセリフを吐く暇があったら、
浮気野郎と怒鳴られても、
「お前の体が目当てなんだ」くらい言え。







カメラマンを裏切れない、なんてことは言わない。
平気な顔で、ユミちゃんを裏切っていたから。
月野さんとも連絡をとり続けているから。
カメラマンは好きだけど、
一途にはなりきれない、それが私の現在。







「君に抱かれたい、と思えたら抱かれる。

けど、そうなったら、その場だけであっても、

好きと言って欲しいし、

抱きしめてとかキスして、とか言い出す。

それが嫌なら、無理」






「…俺は…応えてあげられないからなぁ…」





「じゃぁ、無理。ダメ」





いつまでプレイボーイ気分に酔ってるつもりか知らないけれど、
なりきれなくて大事な人を逃がす、そんな匂いがするよ。
今のあなたは、
ただの中途半端なオトコノコ。



私のことを考える「フリ」だけで、
私を抱こうなんてとんでもない。
ましてや、
ユミちゃんとの回数が少なくて発散しきれない若さのはけ口なんて、論外だ。
もう、もう、たくさんだよ。



本当は、
そんな契約みたいな話がしたいんじゃなかった。
私のことをどう思ってるのか、聞きたかった。
あなたのことをどう思ってるのか、言いたかった。


いつのまに、そんなにお馬鹿さんになっちゃったの?
相手する気にならないの。
話は終わり。
未来のないセックスも終わり。





「陽ちゃんはね。

私に“してほしいこと”はあっても、

“したいこと”、“してあげたいこと”がないんだよ」




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人のこと言えないんだ。
私は、寺島に“してほしいこと”が今までなかった。
してあげたい、そればっかりで。


どっちかだけじゃ、ダメなんだ。
実感したの。






右手のマニキュアが、乾ききらずに寺島のカーディガンについた。
気づかせたらうるさいから、

「右肩は、復讐だから」

謝らずに笑ってやった。





雪絵 |MAILHOMEBLOG

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