コミュニケーション。
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今日の峰さんは、
「眠い…仕事がさばけない…」
と言いながらビールを買っていった。
多分あれだ。
峰さんというのは、今までの私の人生で、 もっとも「タイプ」な男の人、なのだ。
せっかくそういう人に出会えたというのに。 私のキャラは、それなりに年のいった男の人にウケるように仕上がっている。
これは。 タイプの人、が想い描けても、 そんな人が自分と恋愛するなんてありえない、という、 長年のネガティブ思考のせいなのだ。
だから、未だに峰さんと、 満足に視線も合わせられやしない。 峰さんを知る方法がわからない。 ずっと、逃げ続けてきたから。
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また話題がズレるところでした。 2回前の日記の投票ボタンに仕込んだ、コメントについて。
カメラマンと、別れるつもりは、ない。 寺島に微笑んでやる気持ちもわかない。
寺島の顔を見なきゃ、考えがまとまらないって思ったり。 選ぶ服の基準が寺島だったりするのは。
5年そうだったんだから、仕方ないって思うときもあれば 寺島への依存が抜けてない、と思うときもある。
…戻ってきたなら、このへんのあたしを受け止めて欲しい。
出来なさそうなら、やっぱり切るべき?
あたしは一体、どんな道を選んできたんだろう。 いつだってあたしなりに悩んできた、 だから、後悔なんてしてないけれど、 何で、こうなっちゃったんだろう?
あのときの勢いがないから縁は切れない、 こんな風に考える内は、寺島が好きなのかなぁ、と、 (文字にするとおぞましくもあるけれど) 思ったことでありました。
好き…? そんな気持ちがとても遠いような気がする。
寺島の理由が性欲じゃないと、どうして信じられる? 精液処理機にしか、思えないよ。 したいときだけ、優しくて。
あたしを抱いたのは、もう寺島だけじゃないけれど、 それでも心はあなたのものだと、 泣けたあたしは、どこへいっただろう。 そんなことは演技でも言えやしない。
さっき電話で、
「マリちゃんは、俺に依存しなくても生きていけるのに」
と言ってた。
ご自分を棚に上げてなんですか? 呆れて反論が出来なかった。
でも、棚に上げるも何も、 本当に依存なんかしてないのかもしれない。
あたしは既に、処理機に格下げされてんのかもしれない。 あたしがどう思っていようと、 この関係がどう、落ちぶれようと、 自分さえ満たされればいいのかもしれない。
そこで初めて哀しくなってきて、 あたしはそんなんが欲しいんじゃないのにって思ったり、 10年一緒にいるあたしをそんな風に扱えるのかって疑問だったり 自分が正しいかもわからなかったり ただのネガティブだよって誰かに笑って欲しくもあったり
と、ここでふと気づく。
だから、心は寺島のものなんじゃないか、って思う。 カメラマンを選んではいても。
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