コミュニケーション。
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2007年04月24日(火) 新着メール、1件。





いつもどおり大好きなサイトを巡っていたら、
思わぬ場所で、「ホスト部」に出逢いました。

お兄さん…今度妹とヲタ話しましょーね(はぁと)



*********








「明日は“いつもの奴” な」





藤原君の、何気ない昨日の一言、だった。


飲むのは、縁を切って以来で、
ちょうど3週間目、だった。



ビールは少し、後は日本酒、だったので、
早い時間から2人ともぐだぐだになって、
午前1時半ごろ、
緑茶を飲もう、と言って、あたしは台所に行った。



台所のテーブルには、ぽつんと、
あたしの携帯があった。
急な電話やメールは少ないから、放置することが多い。


電灯の真下に位置していて、
なにか新着があるときのランプが、よく見えなかった。

昼間、カメラマンから、
ちょっと元気になったよというメールが来ていたから、
また何か来てるかなぁ、と思って、
ボタンを押した。




新着メールが1件。



画面に表示されるのはメール受信の時間とタイトル。
時間は午前1時…タイトルはなし。


睡眠時間を絶対に減らさないカメラマンが、
午前1時にメールをするなんてありえない。


まさか…
酔っていたからか、こないだのようにはびびらず、
次々と画面を開くことが出来た。




受信ボックスには、登録のない、アドレス。
でも一目でわかる。
寺島。
あたしは、縁を切った次の日に名前を消していた。




この瞬間を、待っていたような、
それでも、そうも嬉しくないような、
複雑な気分だった。
今までだったら、胸が痛くなるほど喜んでいた気がするけど…。

やっぱり、と思いつつ、
期待は出来なかった。
あたしに、寺島を信じる気持ちが残ってない、ということかもしれない。



メール本文を開いて、「ムカツく」と笑って、
藤原君に見せに行った。
藤原君も笑っていた。
改めてお茶を淹れに行った。




湯呑みを持って帰ってくると、

「メール、きましたよ」

と言われた。
前の受信から50分、経っていた。



開いて、あたしは、
「イヤだね」
と呟いた。

何この態度!というあたしの怒りに、
藤原君も賛同してくれた。
だから、2件とも返信していない。



もっとも?藤原君は、

「お姉さんが会いたいって思うなら、返していいんじゃない」

と言ってくれたけどね。
世間一般ではここでシカト、というような枠には、
はまらないで、とよく彼は言う。


今まで、寺島に嫌われるのがイチバン怖かったから、
寺島の連絡にはどういう場面でも反応していた。
例えば今回みたいな場面でも。


でももうそんな自分に嫌気が刺したし、
顔も見たくなくなったから縁を切った。
それだけ。

メールがきても、
その気持ちが動かないから、返信しないだけ。


動けば、あたしのことだから、
なんと言われようと返信するでしょうよ。




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だいたいっ 今返信したら立場が一緒じゃないかっっ!!
ぜーーーったい譲らんっ!!(これは意地だな…)


「生きてる?」からして許せない。
それは、
この3週間の沈黙を打破しようとする人の言葉じゃない。

3週間前にキレて泣いて叫んだあたしに、
連絡してみようとする人の言葉じゃない。


「少し話したいんだけどイヤかな」って。
たりめーだよ!
イヤだから縁切ったんだよ!
全然あたしの気持ちわかってないよ!
何でそんなにエラそーなのよ!



ふざけんなぁぁぁぁぁぁ







とまぁこんな感じで、
今日も徹夜明け、なマリアでした。

ビールも焼酎もウィスキーも飲んでいますが、
何故か、眠くなりません!!


なんだか、元気に怒ってる感じだ。


むぅぅぅ。




雪絵 |MAILHOMEBLOG

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