帯電体質の人間には、周囲に敵がたくさんいます。 まず車。そしてドアノブ。ポストもかなり強敵です。私が郵便物を投函する現場を目撃した人は、あまりの腰の引けっぷりに、あの人は昔ポストに手を突っ込んで抜けなくなったトラウマでもあるのだろうかと考えること必至です。指先が痛みで痺れるくらいの静電気が毎度弾けるんですから腰も引けますよ…。夜は自分の指先と車のドアとの間にちりっと走る青い光に、錬成光ってのはこれの強力バージョンみたいなもんかなあと呟く毎日です。
昨日の日記でほざいていた5月用のコピー本の下書きを始めてみました。いつもなら現段階で次の本の原稿の下書きは終了しているはずですが(1月21日の日記参照)今回は別の長編漫画の下書きにうつつを抜かしていたため、ゼロからのスタートです。さーっと原稿用紙にコマを割っていったら。まずい、コピーだから多くても16ページ以内で納めたいのに、20ページを軽く超えている。 オフで出すか?でもまさかね〜、そんなことー言えない〜。歌古すぎ。 内容的には、兄弟揃って病んでてシリアスでベタベタの話になりそうです。しかし私がシリアス漫画を描くと、友人たちは皆「いつオチるか、いつオチるか」と読みながらはらはらするそうですよ。そういえば昔ゲストに呼んでいただいた本でコメントのカットを2コマ漫画にして、主催さんに「はるきちゃん、コメントにまでオチはつけなくていいのよ…」と言われたことがありましたっけね、私! ほんとすいませんお笑いで。
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