雑記帖
ayu。



 記憶の彼方

敬虔なクリスチャンの、あたしの病気的にとても清潔って意味での綺麗なババァの名前。

久しぶりに聞いたわ。
でもってあの時の事、鮮明に思い出したよ。
彼女の名刺と親父からの訳わからんメールとカテキョの先生からの紹介と、その人の家に行った夜の事。

突然堕胎だのソウハだの言われて、その流れに乗せられて山口の下関まで言ってまた訳わからんクリスチャンのカウンセラーだかなんだか知らねぇーババァと2人揃って子供降ろせって脅された事。

その後無理矢理産婦人科連れてかれて今すぐ降ろせってあたし抜きで医者に言った事。

動いてる拓海の姿見て降ろしたくないって泣いた事。

そんなあたしを見て医者が『あんたらこの子の何なんだ?本人は嫌がってるじゃないか?嫌がってる子に堕胎手術なんて僕はできない』って産婦人科でババァ2人と医者が揉めた事。

翌日、カテキョの先生にこれはどういう事?って電話で聞いて『そんなつもりじゃなかった。俺が軽率だった』って謝られた事。

初代に電話したら『俺は元から降ろして欲しいって言ってたやん?』って言われた事。

ほとぼりが冷めた頃、突然電話してきて、あんたの人生出版しなさいって言われた時は本当に頭に来たなぁ。
私が全部上手くやってあげるから…って。
あたしはあんたの金の為に拓海の命消したんか?
あんたは拓海の命とあたしの葛藤と自分で選んだ事とは言え、苦しんだ事までテメェの金儲けに使うんか?って。

親父と母親両方の携帯からも番号抹消したのに電話してきてさ、引越しとか処分の仕事とかもやらされてたなぁ。

親父からしたら良い人やったんか、それともあのババァの事やから、あたしが堕ろした事を自分の功績みたいに思って、たかり行為でもしてたのか…

何しか、あたしには嫌な思い出しかないよ。
おかげで下関にも良いイメージないよ。

まだ生きてたのね。
あの人の家の前通る度、嫌な気持ちしてたんだよ。
けど、もぅ死んでるか引越してるだろうっても思ってたのに。

拓海の命はあたし自身が消した。
あたしだけが望んで勝手に作って、無責任に消した。
わかってる。
だからあたしが選んだ事だ。

でも、あのババァにさえ会わなければ、あたしは今拓海と一緒に居れたかもしれない。
それがあたしや拓海にとって幸せかどうかはわからないけど。
それでも、あの人が奪った、とは未だ思ってる。
未だに憎んでる。

見当違いのお門違いやろう。
あの時のあたしに子供産んで育てる事なんかできなかった。
だからあれでよかった。
わかってる。
けど、もしあの時…って思う思考回路は止められない。
あの時なら薬も飲んでなかった。
あの時ならまだ、体自体は子供産める体だった。
あの時なら…

出来るなら聞きたくなかったな。
特に今は。苦笑

色々、やだね。

2012年07月02日(月)
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