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TVチャンピオンは、最近見たり見なかったりだ。
恥ずかしながら、元々NHK教育と子供向けアニメ、映画とハイビジョン などによる世界や自然の紀行番組、ニュースと あと競馬中継以外は テレビは観てないと言って良い。 実は連ドラも、ほとんど観てないんである。
TVチャンピオンはそんな中でちゃんと観る貴重な番組だったりする。 最近は「IQサプリ」も録画しようかと言う話になっているが。
先日の放送は久々にツボにはまった。
ゆるキャラ王選手権
ゆるキャラと名付けたのは、みうらじゅん氏だろうと思う。 この日も審査員に招かれていたし、結構独断をも発揮していた。 だが、そんな事すら余り気にならないほど、ゆるキャラのインパクトは 強かったのである。
ゆるキャラは、お茶●などの癒し系キャラとは違う。 地域の産物だったり、イベントだったり、地域そのものだったり それらのPR活動の顔となり、それらを広く知らしめる仕事に従事している。 地域では愛されているのだろうが、地域を離れたら はっきり言って 誰も知らないと言ってもいい存在だ。
パンフレットなどに描かれる事が多いのだろうが、イベント用に 着ぐるみがあって、元々のデザインが着ぐるみ重視で作られた物では ない場合が多いためか、かなり無茶な仕上がりの物もある。 それでも中の人はその姿で、地域のためにご奉仕なのだ。
「なんだ、ありゃ」 な存在な彼らが一堂に会して、日本一を決めると言う。
まずその数に驚いた。沢山いるんですね〜ゆるキャラって。 その中からキャラが絞られて行く。 私が早くから目を付けていたのは、広島代表「い〜ねくん」だ。 これの着ぐるみの写真をお見せ出来ないのは非常に残念だ。 すごく可愛いのだが、異様なまでに機動性がない。
途中い〜ねくんの空気が抜けてしまった。演出と言う事はないと信じたい。 ビニール製に近い素材のい〜ねくんは、まるでぬっぺっぽうのように なってしまった。
アシのないタコのようない〜ねくんが50m競争に参加した。 前方から巨大扇風機で強風を送り続けると言う、い〜ねくんタイプには 過酷な物だ。風で、顔が顔じゃなくなっているい〜ねくん。しかも鈍足。 敗者復活で上位に進めなかったら、ダントツどん尻で終わったろう。
最終ラウンドは、着ぐるみ同士ぶつかり合う大雑把なバトルロイヤルである。 着ぐるみには機動性の高い物、低い物、ほとんどないものがある。 機動性の高いスケトウダラの着ぐるみが強い。北海道代表。 強い!嫌味なほど強い。いやだ、北海道代表がヒールなんてっ 途中、い〜ねくんは破けてしまった。文字通りテーピングされる。
真っ先に土俵から叩き落されるだろうと予想された 動きも不利ない〜ねくん。 ところが、向かって来る着ぐるみを一体、見事に投げ飛ばしたのである。 い〜ねくんのつぶらな瞳の真横辺りから、大人の腕の関節らしき物が ぬっと飛び出した。気色悪い! だが余りのシュールさに大笑いした。
結局い〜ねくんは負けてしまい、ヒールみたいな好戦的なタラも負け 機動性中くらいの「すぎっち」と言う杉の着ぐるみが優勝した。
審査員のコメントも80年代に話題の人ばっかりなので、当時と 余り変わってなかった。つまり 目新しくは楽しめなかった。 面白かったのは、着ぐるみが 現役で活躍してる日本各地の代表選手であり 応援とメンテナンスに来ている地域の人が、本当に愛くるしい物を 見る目で彼らの戦う姿を応援している事だった。 い〜ねくんが破けた時は、メンテナンスの人は 予想出来た事とは言え かなり慌てただろう。 そんなあたふたぶりが、妙におかしかった。
『い〜ねくん』、『広島』でい〜ねくんののんびり村と言う JA広島のHPへ行くことが出来る。 遅ればせながらの紹介になるがい〜ねくんは広島米のPRキャラなのだ。 頭の先っぽに、稲の穂が付いている。ほとんど大きな顔か足元に目が行くが。 イラストで見るより、着ぐるみはかなりシビアだったい〜ねくん。 そして「これはないだろう」と言う部分がそのままだった。
面白かった。 道民と言う事で、惜しくも負けてしまったが北海道代表として「てれび父さん」を 紹介しておく。
これも検索ですぐ出て来ます。ゆるゆるですね。
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