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2006年04月27日(木) 土佐犬記事に思う。


Yahooニュース、ソースは毎日新聞
『土佐犬:温厚な犬、なぜ襲う 急に触らず走らない』を読んだ。

何となく人一人の命が奪われている割には犬サイドと言うか
不透明な記事の書かれ方が少しばかり気になったので。

>現場で倒れた女性に乗ったり、かみついたりしている土佐犬の姿は、
>目撃されているが、女性が襲われた瞬間を見た人はおらず、はっきりとした
>原因は、今のところ分かっていない。

とは言え、飼われ方の 何かが不十分であった事は疑いない。
これではまるで、被害者にも若干の不注意や過失があるようである。

>実際には土佐犬が特別にどう猛、ということもないようだ

土佐犬は闘犬としての性質を持つ。
かつてブルドッグの血を引くブルテリアが死亡事故を引き起こした事が
あった。テリアとブルドッグを掛け合わせた、変な顔の犬として
一時持て囃されたが、ブルドッグの一度噛み付いたら離さないと言う性質と
テリアの癇症を持っている犬だった。

躾けられているとか、普段はどうこうと言うよりも、犬としてどう言う
性質が出るように改良された物であるかを考えるべきだと思う。
それに即した飼い方をしなければならないはずだ。

>「土佐犬は、いざという時の攻撃性や闘争心はすごいが、普段はむしろ
>おとなしい」

動物愛護センターの方のお話だ。
個体差もあろうし、発情期は普通、苛々しっ放しであると思う。
土佐犬に不名誉なイメージが付くのは避けたいところだろうが、大きさや
性質から考えると、非常に飼い方の難しい犬であろう。
日本犬は元々愛玩用としてではなく、番犬の役割で外犬として良く
飼われていた。秋田犬なども私が幼い頃は良く見かけたが、最近見掛ける
のは柴犬までである。紀州犬など、地方で大切にされている犬種はあるだろうが。

>道ばたで目が合った場合も、大声を上げたり、走り出したりしない
>ことが大事だ

これは確かにその通りだと思う。
だが、土佐犬と道端でばったり会って、冷静でいられるだろうか。
わけの判らない声を上げて全力疾走が普通の反応ではないか。

>動きだそうとするものには飛びかかる習性を持っているからだ

放れた犬を見掛けたら、これは覚えておいた方がいいだろうが
ケースバイケースだろうと思う。襲う犬は黙ってたって襲う。
犬の方にだって事情はあるだろうと思うからだ。
だから、こう言う事態に絶対に、ならないようにすべきだろう。

>センターのおりに入れられた土佐犬の目は弱々しい。自分の行く末を
>不安がっているのだろうか。こちらを見つめながら「クーン、クーン」と
>細い声で鳴いていた

そりゃ可哀相だ、だが人を確実に噛み殺しているわけで、遺族にしてみれば
飼い方を検証するならともかく、犬同情は堪らないんじゃないだろうか。

犬は嫌いじゃないし、飼ってた事もあるけれど、元々の性質や大きさで
随分飼い方にも差が出て来る生き物であるし、と一括りにするには
元々種類や改良目的が幅広過ぎなのだ。

土佐犬闘犬も歴史があるし、土佐犬自体が財産と言う土地柄もあるかも
知れないが、犬の目線で語って貰うと困る。

事故からまだ日が浅い。人間様と特にえらぶる必要もないが、やはり人一人の
大切な命が奪われた事に、もう少し配慮しても良いのではないかと思う。








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