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クリスマスが終わった。あとはお正月だ。一年が暮れて行く。
問題はある。山積みとまでは行かないけれど、ずっと解決の 付かないでいる問題だ。 来年頭には、何かの動きがありそうだ。
私はどんな生き物も触れる。全身の毛が立ってしまうほど苦手な 蛾も、今では手の中で休ませる事が出来る。 生き物を殺さないから、人を憎んでもどうか周りには罰を与えないでと 神様にお願いした。 神様は目下、愚かな人間と思いながらも 成り行きを見守ってでもいるのだろうか。
息子はサンタクロースに、念願の大きなプラモデルをもらった。 でも自分では作れない。プラモ製作は祖母(母)の仕事だ。 細かい部品が組み合わされ、かなり精巧な物が完成した。 息子は喜ぶに違いない。 だが、結構な重量だ。落としたら部品は元に戻ってしまう。 バラバラになった時のために、作り方の説明書は失くさない様に しなければならないと話す。
自分の中の、どの部品が壊れてしまうのだろう、突然、歩みが止まる。 何故だろう、目も見えない、口も利けない、そんな気持ちになる。 何が間違っているのだろう? そんな時はどこを直せばいいのだろう。そもそも誰かが直してくれる 物なのだろうか。自分で治すものなのか。 周囲が変わってしまうのではない。自分の調子が少しばかり変なだけだ。 どうしたら直るんだろう? どこを治したらいいのか判らない。何を頑張ればいいのかも判らない。
誰かの肩を借りたいと思う事がある。だけど怖い。 肩さえ借りていれば、前に進める気がする。でもそれは違う。 肩に頭を乗せて眠りこけてしまったら、重くなり過ぎた肩の持ち主は 去ってしまうに違いない。
いっそ、この私の部品を誰かに配りたい。使える人はいませんか。 何度も壊れて、ひびを接いだような部品など誰も要りませんか。
夢は短く、慌しい。 醒めたと思った時には、また歩き出さなければならない。 もうすぐお正月だ。しめ縄、鏡餅、カレンダーも全部変えないと。
誰かの声が耳元でしたような気がする。きっと、それは空耳だ。 約束と約束とをつないで生きよう。誓いはない。誓いはもうない。
勝って嬉しい、はないちもんめ。 負けてくやしい、はないちもんめ。 あの子が欲しい。あの子じゃわからん。 ○○ちゃんが欲しい。
○○ちゃんは駄目。
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