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ディープインパクト、遂に無敗で三冠達成。
淀の3,000をどう走るのか、それといかに息子を大人しくさせた状態で それを見るかが今日の勝負どころ。 子供って親が何かに集中していると、それが自分の玩具を作っている 時でもなければ、実に色々 今でなくてもいい事を言って来る。
「お母さん、これ描いた。虹の絵」 「ああ〜綺麗だね〜乾かしておいでね〜」(どこかいい加減) 「お母さん、もう1枚描くから紙ちょうだい」 「紙あるでしょう、良く探しなさい」 「ないもん、使っちゃってもうない」
くっそう、パドック。今日は生で見ると決めたし。
「ゾイドのビデオ観たいなあ」 「お母さん、あんたがゾイド観てる時も、昔ばなし観てる時もキテレツ大百科 (再放送)観てる時も自分の見せてって言った事ないでしょう。 お母さん 馬 観たいんだから見せてよ」 「これ、何時まで?」 「4時までっ」
勢い良く尾を左右に振るインパクト。今日が重要な勝負の日である事は きっと判っているんだろうなあ。
「お母さん、このビスケットにヨーグルト付けると美味しいよ」 ビスケットとヨーグルトをもらって、一応静かになった。 「どの馬が勝つの?」 「判らないけど、7の青い帽子の人の馬。これ、この馬」 「そうか。お母さんもビスケットにヨーグルトつけて食べな」
ノンと言ったらまたうるさいので、素直に頂戴する事に。 さて、いよいよ発走だ。
勝つだろう。まず勝つだろう。そう思いつつも、やっぱり絶対はない。 ミホノブルボンのレースを思い出す。 当時、大逃げをうった馬がいて、先行のブルボンがそれに掛った。 元々ブルボンは中距離適性の馬で 3,000は彼にしては長い距離であった とも言う。そしてゴール前、ステイヤーのライスシャワーにかわされた。 宣言してまで大逃げをうった側を責める声も当時はあったと言うが、 「別にミホノブルボンのためのレースではない」と言った批判文を読んで それは確かに と考えさせられた。
設えられた大舞台。だがディープインパクトだけのためではないレース。
途中まで、綱を引いている様子が見られた。インパクトは口を開けている。 脇を他の馬が駆け抜けてゆく。掛りそうになっているのだ。 だが乗り切った。途中からは綱が緩まって、鞭が入る様子が見えた。 鞍上武騎手、大変なプレッシャーであったろうが、お見事でした。
史上2頭目の無敗の三冠馬が21年ぶりに誕生した。
「かったの?かったの?」 「勝ちました(感無量)」 「そうかあ。カルピスちょうだい」 「自分で入れて飲みなさいようっ」
4頭目の三冠馬ナリタブライアン、持ち込みだが海外で大活躍のエルコンドル パサー、そして最近ではアドマイヤベガ。 名馬が幾世代も残せないで死んでしまう事が多かったので、インパクトには 良いお父さんになって2世代に渡り三冠を出すという夢を早くもみてしまう。
それとゲストの岡部さん、緊張してた。あそこは寒そうだったし。
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