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今、読み返してみたら、書いたとばかり思っていた「息子たんこぶ事件」を 書いてませんでした。・・・最近、こんな事ばかり。しっかりしろ私。
「息子たんこぶ事件」 学校帰り息子が転んで、おでこにでっかいたんこぶが出来て、大泣きして騒ぎになり 親が学校に、迎えに呼ばれてしまった恥ずかしい事件。 車を出そうと家を出ると、そこには近所の子と息子のクラスメートの女の子 ばかりが5人並んで立っていて「おばさんっRちゃんが大変」と叫んでおり 驚きの余り、ランドセルがとてもカラフルで綺麗だな〜女の子はやっぱり いいなあ〜などと全然見当違いな事を考えてしまった。
たんこぶはたんこぶ。 触らないと痛くもないと言う事で、翌日は元気に登校した息子。 それでも帰宅まではちょっとだけ心配だったが、やがてたんこぶに湿布を貼った 登校時のままの格好で元気に帰宅。 その際、5軒先に住むK君が「Rの家にテガミ入れて置いたから」と 言い残して帰って行った。 早速郵便受けをごそごそする息子。 「あった」
「Nへ」 と書かれた手紙にはK君がずっと息子の名前を間違えて憶えていて 今も間違っていると言う事実がお見舞いの言葉と共に記されていた。
「たんこぶ きつい だいじょうぶ」 これが、普段はぶっきらぼうなK君が自分で考えたお見舞いの言葉だ。 ムシキングとポケモンのシールが一面に貼ってあり、所々に綺麗に光る折り紙 (子供にしてみれば勿体無い、かなり貴重な代物だ)を豪勢に貼り付けている。 そして大きく、息子が大泣きしてたんこぶが出来ている絵が描いてある。 心づくしと言う言葉が浮かぶ。
息子は返事を書く事にした。 「Rの名前をNだと間違えてるから大きくRと書いとけばいいよ」 やっと出来上がったところに、丁度K君が家にやって来たので慌てた。 数日前に書いた、どうにも出入りに問題が・・・の男の子と一緒で 「家で遊んじゃ駄目!」と追い出されたらしい。 やっぱり向こうにも行ってたのね。・・・と言うかK君の家も大変だなあ〜。 余りそう言う話は、しないからなあ。嫌な話だもんね。
K君まで自分の家に帰れなくなってしまった様なので、2人とも家に上げる。 子供達は私のお気に入りの風船を膨らませてはぷううううっとやって大喜び しているのだが、非常に単価が高いんだぞ、その風船はっ おいっ 苦心惨憺した作品は 子供の心をつかんだ様子でおばさんは大満足だ。 だが結局、喧嘩になってしまう。 ムシキングカードの交換で遊びに来ていた子供二人が大揉めに揉めた。やれやれ。 子供らの喧嘩は縄張り争いの様でもある。大人がどちらの味方をするかが勝負だ。 だから仲裁は慎重さを要する(特に双方が他人の子だと面倒だ)。
分けるには分けたが、喧嘩は収まらずK君は帰ってしまった。 手紙を貰ったにも拘らず、息子はK君側には付かなかった。帰ると言うK君を 見送りもしないので 大きな声で叱ったら、他の子達の方が飛び上がってしまった。 私が大声を出す事を他所の子は知らないが、息子は怒鳴られ慣れしているので平気だ。
息子がK君の家に手紙を届けに行ったのは習い物のプールから戻った6時過ぎと なった。5軒先なので一人で行かせる。お母さんが出て来て『有難う』と 言う声が聞こえる。息子の「ばいばい」と言う声が聞こえる。K君の姿が見える。 息子はクワガタムシそっくりの消しゴムと言う私が趣味で買ったイヤ物を 1個、封筒に入れていた。大人にはイヤ物だが子供ならそうはならないだろう。
翌日、郵便受けにまた手紙が。 「むしきんぐ たくさんもらったので いちまいあげます」 カードが入っており、自分の名前がしっかりと書いてある。そしてその下には 「Nへ」
・・・・・・。
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