もうちゃ箱主人の日記
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「例の会」と称する西洋美術史のS先生を囲む会 今回が一応の区切りということで、出席。
(最初は今回で解散ということで心配したが その後、形を変えて、なんとか続けようということになって 一安心)
私は、西洋音楽史専攻だが、S先生の西洋美術史のゼミには 大学院1年の時からお世話になっている。 先生のおかげで、ただ好きというだけだったラファエル前派を始めとする 西洋絵画を見る目も多少広がったような気がする。
ただ名前を知るだけだったヴィンケルマンやヴァザーリについても いろいろ学び、視野が広がった。大変、感謝に堪えない。
先生からのご案内に、会の趣旨など詳しく書かれているので 一部を下記に、、、
・・・・・・・ >> 2010年夏の「例の会」のお知らせ
例年のこととはいえ、今年も梅雨時の暑苦しく鬱陶しい日々が続いていますが、皆様お元気でしょうか。 早いもので、今年も夏の「例の会」の季節がやってきました。
「早いもので」をもう一度繰り返せば、「例の会」も今年で10年目の節目を迎えます。 思えば私の還暦を祝ってくださった方々の輪の中から生まれたのが「例の会」で、あれから早10年、今年「古来稀なり」を向える私も来年3月で定年を迎え、大学を去ることになります。
これは前から分かっていた既定の事実でありますが、この3月にIさんが急逝されたことは晴天の霹靂でした。よほどのことがない限り「例の会」に関しては常に「皆勤賞」で、誰よりもこの会を愛し、毎回、誰よりも早く会場に駆けつけてくださって、この会の歴史を無数の写真に記録し、誰よりもこの会を暖かく支えてくださった、「例の会」の名誉会員ともいうべきIさんの急逝の報に接した時は、ただただ愕然として言葉も出ませんでした。 Iさんとは彼のI美術館時代から30年あまりにわたってお付き合いがあっただけに、個人的にも言い知れぬショックであったのは言うまでもありません。 《中略》
今回の「例の会」は「Iさんを偲ぶ会」でもありますが、それはそれとして、お互い「例の会」の時くらいしか会えない方も多く、近況報告、一族再会、新しい出会いなど、様々な意味をこめて、今回も一人でも多くの方のご参加を期待しております。「新人」の方も無論大歓迎です。 《後略》
もうちゃ箱主人
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