もうちゃ箱主人の日記
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2005年03月27日(日) 「たのしい不便」(2)

多くの読者同様、ワタシも
本を読む時、まず「あとがき」を読むタイプ。(^^;)

(本を読む人には、
 「あとがき」から読み始める人と
  そうでない人の、2つのタイプがある…)

さて、この本の「あとがき」で目のとまったのは

著者は脱稿後、一時出版に意欲をなくしかけていた
という。

それはなぜか?
実は、最終稿を出版社に渡した直後
著者は交通事故に巻き込まれ
生死を危ぶまれるほどの重傷を追ったという。
それも、勤務先から自転車で帰宅する途中
バイクにはねられた、というもの。

著者曰く
>「たのしい不便」とか言って
 自転車通勤を人に勧めておいて
 その当人が2年間の自転車通勤の果てに
 交通事故でひどい目にあった。
 不便は、結局、つらいばかりのもんだ、と
 証明された、そんな気になった…
  それで、わざわざ本を出せば、さらに罪を
 重ねてしまうではないか?

その著者を翻意させたのは、夫人の言葉だという。
>「自転車が夜でも安心して走れるような道路を
  ちゃんと作らない国とか県がおかしいとよ」 

この本が、単なる上っ調子の理想論に終わって
いないのは、こうした現実をふまえての
ものだからと、読んでいて頷ける。


もうちゃ箱主人