もうちゃ箱主人の日記
DiaryINDEX|past|will
| 2005年03月26日(土) |
モーツァルト療法に… |
いわゆる「モーツァルト療法」について 個人的な「感想」を ひと言 記しておきたい。 (例によって、良く推敲したものでない上、 短い文章では意を尽くせない点もあるので 転載・引用はご遠慮ください)
信奉者は言う。 >モーツァルトの音楽が、f分の1ゆらぎを出す。 それは、人の心を癒す。
ワタシも、その事実を否定するものではないが でも、しかし、と思う。
f分の1ゆらぎを出すのは、モーツァルトの音楽だけなのか? モーツァルトの音楽のすべて、 或いはモーツァルトのある曲なら、すべての演奏が、 f分の1ゆらぎを出すものなのか?
考えすぎかもしれないが そこには、なにか「白人優位」、 欧米=ヨーロッパ優位の ワールドスタンダード的な 独善的な思想を感じてしまう。 お願いだから モーツァルトを巻き込まないで、と言いたくなる。
すべての人々、国民、民族に モーツァルトが受け入れられているわけではない。 例えば ミャンマー(旧ビルマ)では モーツァルトに全く関心が持たれていない、 という報告がされている。 (国立音大編1991年国際モーツァルト ・シンポジウム報告 350頁の 徳丸吉彦氏の発言)
西洋で調性音楽が確立したのは たかだか3、4百年ほど前に過ぎないことを 忘れてはならない、と思う。
モーツァルトを愛するあまりの 「贔屓の引き倒し」の愚に 陥らないように、と願う。
もうちゃ箱主人
|