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長女は、彼氏ができた事をなかなか父親に言えずにいる。
だからといって、ずっと話さずにいると、 いつか彼氏のことがばれた時に、 「なんでワシだけ知らないんや〜」と怒ることは確実。
すでに、私も娘たち三人も、長女の彼氏に会っていて、 お茶したり、ケーキをもらったり、三女の誕生日にはプレゼントを もらったりしてるなんて、 夫には、言えないよな〜。
そして、とうとう、長女は意を決した。
仕事から帰った夜更け、午後11時30分、
夫が、ソファでダラリンと寝そべっている時、
何気ない調子で、
「お父さん、私、彼氏ができたしぃ〜」と。
「あ、そうなんか」
意外に、夫の反応は薄かった。
「お父さん、どうして何も聞かないの?」 そう、長女が聞くほどに、あっさりしたもんだった。
「だって、あれこれ聞いたら長女に嫌われそうだし…」
「いいよぉ、なんでも聞いて♪」 長女は、あくまでもフレンドリー。
彼についての情報を父親に伝えた後、長女は就寝。
それからが、私の役割だ。(ー_ーメ)
うるさかったよ。 燃えていたよ。 「もし、長女を泣かすようなしょーもないヤツだったら」と想像して、 夫は燃えていた。(笑) そして、涙ぐんでいた。←とことん親ばか
22才と、年頃の娘だからね。 結婚も、ありえーる。
こともあろうに長女に、 「早く孫が見たい」なんて、言っちゃってるし。
いんや、 私は、まだ孫は見たくない。 ワンコの世話に忙しいのに、赤子の世話までさせられたものなら、 私の身体は壊れてしまう。いや、ほんま。
夫の、燃えるセリフ。 「彼氏が、ワシ以下だったら許さへん」
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