ファフナーの舞台版を観てきました。 翔子ちゃんのお話です。 もともと、小さい舞台が好きです。 大仕掛けの舞台装置も好きなんですが、ひとつの大道具が、照明で間合いで演技で、いろいろに変わっていくのが好きなのです。 あ、もちろん、大仕掛けも好きです。四季好きですし。妹尾さんが私が舞台に興味を持つ2回目のきっかけだったし。 でもキャラメルボックス(は小さくないですけど。机が船になったりする大道具の使い方がすごく好きなんです)も好きだし。 全然違うけれど、女海賊ビアンカが好きだっりします。ぎぃ……ぎぃ。
アニメを舞台にするのはちょっとしんどいのかもしれません。 観る側も、演じる側も。 が。それはそれ、これはこれ、そんな舞台も愛おしいとサクラでばっちり学んでいるので、おけおけです。田中カンナはかわいいですよ? ちゃんと2mですよ? 正しくは197cm乙女。 と、そんな中観た舞台は素敵でした。 前説も素敵でしたが(笑) どれだけ名乗る気だ、石井さん。
小説と、前半と、ちょっとの後半とよくシェイクして翔子ちゃんのお話となってました。 なぜ、翔子が一騎を好きなのかは小説でも判るのですが、すごくよく判る。なぜ、アルヴィスに行きたかったのかが、すごく判る。 あの記念写真については、正直、総士視点と一騎視点と真矢視点でしか深く考えたことなかったのですが。きっと翔子にとってもすごく大切なものだったのだろうとはじめてすとんと落ちてきました。「みんなでとった写真」だものね。 招集のいろいろな家族が痛かったです……。甲洋が不憫で。そりゃ、黒くなるよね。家族に守ってもらえなくて、大切なひとを守らせてもらえなくて。 衛がかっこよかった。いやすごくもともとかっこいいひとなんだけど。お前、もっともてていいぞ。 咲良が可愛かったです。あれは剣司でなくても惚れる。 剣司もすごくいい。あれは剣司でしかない。 広登がかわいかった。でも、ライト落しちゃ駄目だ(笑) 真矢の立ち位置が、どこまでも真矢。とても真矢。可愛いのに、どこか真矢(いや真矢がかわいくないって意味ではなく)。是非、戦闘もして欲しかった。無理だろうけれど。 真壁司令も、かっこいいし。わたしは、あんな遠見先生が好きだし。容子さんの悲痛もわかるし。 あれを超えて、羽佐間カノンになるんだな、と。 えと。一騎が。相変わらず痛くて。もててた(笑) うん。あの年代であれならきっともてる。エースパイロット様への風当たりがせつないねぇ。なにげにひとつひとつかっこいいしねぇ。 ……でも、あの一騎は島出しなくていいと思うんだ。少し。 誰にも理解されなくても、総士もつれなくても、それでも、総士をきちんと理解しようとしているなら踏ん張ってしまう気がする……。ちょっと大人のバランス。後半とは違う感じで。 って、翔子の世界にはそれでいいのかもしれないけれど。確かに、翔子は総士なんて目に入ってない(お互い学校に行かない人どうしだし)し、介入することもするつもりもないのだから……と思うと、「好き」は難しいな、としみじみしたのでした。 まぁ、そもそも、ここで一騎がそこにひっかかっていては翔子の焦点にならないですし。 きちんと群像になっていて面白かったです。はい。
え。 総士。 ………総士? ……………………総士がいたよ!! 本物だったよ。 ブログでの後ろ姿の再現率なんて目じゃないですよ。 かわいいかわいいかわいい。もう、一挙手一投足、かわいい。 なんというのか、歩き方とか、怒りで顔がぴくぴくするとことか、手がわなわなするところとか。 ああ、総士ってまだ14だったんだーとみしみしと思いました。みしみし。 しかも終劇後のご挨拶の素の笑顔がかわいすぎて、倒れるかと。終始あんなかわいいをだだもれにさせては……ストーリー的にもうぬぬ。 でも、あの笑顔がみられるなら、そりゃなんでもするよねっ。……なんだか、色々混乱してます。
けつろん。竜宮中学の女子どもは毎日充実していて羨ましい。
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