先日、映画館の会員登録をしたので、いつもより一段階いい席で観られました。109シネマズ限定の、しかも大きな部屋でしか使えませんが、座席もゆったり1.5倍。リクライニングも出来る素敵なシート。もちろん、中央……ああ、お大尽。やみつきになりそうです。 とりあえず、秋(なんですか?)のヱヴァもいい席で観られますように。
映画自体も楽しかったです。 以下、ネタバレで。多少解釈が違うかも、ですがキニシナイ。
なにしろ、動機がほも。 違うのかも知れませんが、動機が、じーさまがたの愛憎のもつれ。……昨今、犯人も動機も薄かった映画シリーズに画期的でした。
ツッコミ所はものすごくありましたが──コナンは高度な音痴だなとか、歌の練習の人数少なすぎないかとか、その電話繋がった後も二人で「たすけてー」とハモったらすごいわとか、いくらなんでもホールの人は気がつくだろうとか、いやそれよりも係の人はどうしてるんだとか、こんなときこそハイパーレスキュー呼んだれよとか……は、まぁ、ともかく。犯人も出てきた瞬間に判ってしまったのもまぁともかく。 なにしろ、そんなディティールはさして求めていません。 でも、観客のどよめきとか圧倒されるシーンが割愛されていたのは惜しい感じです。灰原さんのリコーダーにだって場内ざわめくんじゃないかと……そこだけはあまりに惜しく。
ところで、絶対。パイプオルガンの音程を狂わせていたのは逆さ吊りの死体かばらばら死体じゃないかと思っていたのですが。 場内に鳴り響くアメージンググレイスが、特定の音階にさしかかったときステージ上にごどろんと転がり落ちる、死体(の一部)。 パイプオルガンさんが出てきた瞬間から「そんなの子ども映画には厳しい映像だわ〜」とわくわくしていたのですが。 ……いやもともと、パイプオルガンのパイプの径的に無理な設定かも知れませんが。
そしてなにより、語らなければならないのは、れいこさん! 秋庭れいこさん! ビバ! ツンデレの歌姫! しかも、プロ意識ばりばりで、ポニーテールです。ビバです。ブラボーです。ジャロなんて怖くないジャロ。 頭の回転もいいし、美人だし、くどいようですがツンデレだし。 その歌声で会場をねじ伏せていくシーンは、圧巻でした。 素晴らしい、の一言に尽きます。
そういえば、高校の時。パイプオルガン部があった気がするのですが、やはりレアでしょうか。 活動はわざわざ教会に出かけていた(そもそもパイプオルガンがなかったので)ので詳細は知らないのですが、詳しかったら、是非、パイプオルガンの中に死体を詰めてみたいかも。
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