世の中には、前世占いと言うものがあります。 占わないまでも、前世がどーとかいうのは少女まんがだの(有名所でぼく地球、ときめきトゥナイト、NGライフ…かな。どれも好きだったりしますわ)メアリ・スーだののちょっとうふふなステイタスだったりします。 私自身はあまり自分の前世に興味はないのですが、ふとした弾みで見てもらいました。 別に前世があったとしてもそこらへんの市井の人くらいで豪華な歴史の人物や、華麗な生き物ではない自信がありました。 占いの結果いわく。 「前世は……広島の…」 ──広島。日本ですね。しかも、近い時代ぽい。少なくとも日本列島はあるのですね。 「市電の」 ──おお、ますます最近。市電の車掌さんとか……? 「敷石」 ………って。終わるのですか。そこで。 ────広島の市電の敷石。 最近! 確かに最近! 人間じゃないかも、とは思わないでもなかったのですが、それ、そもそも、寿命があるのですか。 なにをどうしたら、寿命が終わるのですか。どこから命の始まりですか。切り出された時か、さざれ石が巌になる前か、あああ、市電の敷石としての人生(石生?)はやはり敷き詰められた時からなんでしょうか。山は死にますか。海は死にますか。敷石はどうですか。 なにをどうして、敷石から私になれることが起きたのでしょうか。やはり、第二次世界大戦(に市電があったかは調べてません)? 敷石がはじけとんだなにかが? 一挙に謎が謎を呼びます。 どっから突っ込めば適切なのかもわかりません。 ちょっと話はずれますが、友人が時々噂に聞く「自分の子どもが小さい時に前世の記憶を話し出す」現象に遭遇したそうです。 娘さんが語り出した記憶は「前世はカレンダー(ただし太陽系以外)」。 一年草ならぬ一年生なのか、太陽系以外の一年って何日だとか、万年カレンダーだったら永遠の命なのか、日めくりカレンダーで2月でめくり飽きられた時はどういう基準だとか、皆で検討したのですが、私の前世も似たり寄ったりな気が……。 と、ちょっとした世間話からCりんにこのことを話したら 「あ。じゃ、私の前世、レールか……市電だね!」 と楽しげに断定されました。ふみふみ。敷き敷き。 敷石人生まっしぐら。 ──けっこう、占いあっているのか、なぁ。
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