ことばとこたまてばこ
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| 2006年08月26日(土) |
怪しげなハンバーガーを食して半馬鹿 |
ニボンのハンバーガーでも食するか、と鮮血と黄疸がイメージカラーの店に入って。
赤紫とどどめ色のまだらに染まった不気味なイメージキャラクターが 分厚い唇をぬめぬめと濡らして妙に可愛らしい仕草でもって、 「これ しはつばーい べらりんまいょ」カタコトの不明瞭な怪しい声で宣伝。
しはつばーい、と言われたハンバーガーをとりあえず注文。 ごわごわとした気色悪い感触の包み紙をひたりと開くと、数十本の髪がばらばら落ちた。
数分かけて髪を取り除きながらハンバーガーを口にする。 すると使い古された避妊具の磯臭いゴムの味が口内に広がり、 何者にも望まれず生まれてきた黄色い体液をたれ流にする、 どたん どたん どたんと震える太った芋虫の肉が密に詰まっている感触。
あはは、それでも化学調味料が非常に絶妙なさじ加減で調整されているもんだから、あははははは、とっても、美味いわ。あははははははははは。美味い?わ。
このハンバーガーは、とっても美味しい、の。そう。そうよ。たぶん、そうなのよ。
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