ことばとこたまてばこ
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アナタのとても素敵な蛆虫!
どうかお願いだ その蛆虫をおれの耳に分けてくれ 死んだことすら恥と思わぬ馬鹿とならぬように どうかお願いだ 可燃ゴミなどいくらでも燃やすし、 お礼には 恒久の無限の幻の果てまでアナタを記憶に胸に意識に遺伝に残すよ
陽光が海を輝かせて 月光が狐の毛先まで照らして 一日一羽と折り続けた 広告紙の鶴の数が 十万に達した晩、 遂に蛆虫はわたしの耳の壊死した器官を喰らい尽くして 吟醸の音がなだれこんでくるはずであるよと さ
ああ ああ ああ 入る入る 入ってくる 煽動が直に響いてくる 蠢きが直に貫いてくる
ああ あ ああああ
チャッチャカ チャカ
痛みに痒みはなけれど 身体の奥底より聞こえるこの音は 蛆虫の食事音 と同時に おれの思う食事音
今日も鼓膜と箸がぶつかり合ってる
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