おぼろにかすむ音をまんじりとせずに両目でしかと見つめ重ねばいかんのだ。うわさをしている敵の銃口はまんまるくわたしを見すえながら。白き黒き赤茶けし壁に剥き出しの虚空が見えてそれは豆腐の純白。こはく色の宝石で現世を透かし見たらば、ほうら、ご覧よ!ご覧よ!なんと美しい「う」なのでしょう!けたたましく屁を乱れ咲かせても誰も気づく者ぞ無し、かと思えば悪臭に振り向かれた、殴られた、やれうれし。