声優さんと映画とアニメと
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2007年10月06日(土) 東仙さんの歌とか、東仙さんの歌とか・・・(追記アリ)

そこそこの時間の新幹線に飛び乗れたので、今日中に大阪へ帰ってまいりました。
カプコンが大阪の会社なのは知ってましたが、小林P(プロデューサー)氏が関西在住だとは知りませんでした。今日はきっとお食事会とかして、最終の新幹線で帰るか、お泊まりなのでしょう・・・森川さんカプコンゲーム機の音声(昇竜拳って言うストなんとかという奴です)の収録は大阪の本社スタジオでしたそうです・・そうか・・・イベントとかの関係なく、純粋に収録のお仕事で過去に何回も関西に来たりしていたんですねぇ、意外でした。

というわけで、裏話のネタバレから書き出してしまいましたが、UPLIFT氏と小林P氏を生でみたのは始めてなDMC(デビルメイクライ)のDVD発売記念、森川智之トークショーでした。
場所、私は初だったのですが、武道館や靖国神社のある九段なので、結構地下鉄の駅前は、つい先日のガンズのライブで来たばっかりで見慣れた風景、そこから10分ほど歩いた場所です。そういえば、行けなかったのですが、某デスガンな日々の公開録音も同じ場所だったとか、結構トークイベントなどで最近使われているらしいという、ウインパ(?)。

レポートは思い出した順で報告します。(もしかしたら内容は前後するかも)

なんだかスポットライトが付いてなくて暗い(バックに大きなスクリーンがあって、最初は森川智之トークショーというタイトルが、出演者が出てきてからはずっとDMCの名場面が流れておりましたが・・・)ステージにまず、司会のUPLIFT氏がでてきて、事前注意のあと今日の主役を呼び込み。
そこで、スポットライトがついて森川さん登場。
最近よくしている四角い黒縁のメガネ、髪の毛は金髪をまっすぐにのばして(うしろはかなり跳ねてましたが)上はピッタリした黒Tに光沢のある革(もどきかも)のジャケットシャツ、そしてジーンズ。
前髪の雰囲気だけはしっかりダンテ。髪型だけはダンテを意識して来たらしいです。
二人になったとたん、挨拶もそこそこに「UPLIFTはかく語りき」のラジオでのトークのつづきになって、やっぱりテッカマンブレードとかダマグレ以来の森川さん好きです発言、森川さん嬉しそう。
すぐに、もう一人のゲストということで、カプコンの小林P登場。
3人になってまずは、ダンテ役としての森川さんの決定の経緯の話、オーディションだったとのこと、森川さんは事務所でオーディションの話を聴いたときに(たぶんそのころは何の話か知らなかった風)、森川さんは(たぶん事務所の人に)何百万本(650万本って小林Pが言っていたかな?あいまいです)も世界中で売れてるもの凄いゲームの主人公のダンテですよ、とプレッシャーをかけられ、きっと凄く沢山の人が(オーディションを)受けに来てるんだろうし、俺で大丈夫かなぁという気持ちでオーディションに臨んだらしい。
現場に行って、声を出す狭いブースの中で、まず事前に渡されたキャラ絵をマイク前に置いて、ダンテの顔をじっとみながら(イマジネーションを集中したのかな?)ダンテに成りきってセリフを喋った、とコメント。
なかなか聴けない、オーディション秘話ですね、結構森川さんも役をとってやるぞと真剣に取り組んだ気合いが感じられる、とても強い言い方でした。
一方、声を聴いて判定しているブースの関係者の間では、まず森川さんがスタジオに入って来た段階で、監督さんが、ダンテが来た(笑)と思ったほど印象がダンテだったそう。
(ご本人のブログにオーディションの回想があるそうです、あとで私も調べようと思います)
そして声を出した瞬間にはもう、関係者一同顔を見合わせてダンテだとなったらしいです。
全会位置(全員一致異議なしってことですね)でダンテは森川さんとなったそうで、良かったですねぇ。

森川さん今日のトークライブを前に・・・
しっかり予習をしてきましたとのこと。収録完了から2ヶ月ぐらい経っている上に、本放送は観ていなかったので、(たぶん今日か昨日ではないかと)12話全部を一気に連続で観てきたそうです。綺麗なアニメーションに仕上がっていて、かなり面白く感激したので、もう1回全部見直したいとコメント。自分としては、何カ所かやり直したいなと(自分でダメ出し)思ったそうです。

キャストが凄い!
外画の雰囲気でお願いします。が小林Pたち製作関係者からの役者さんへの要求、アニメとしても場面構成や間合いが外画風だったと森川さんコメント。毎回キャストが豪華で、かなり感激だった(UPLIFT氏)。
レギュラーからして凄い、野沢那智さんが出てくれるとは、本当に驚いた(感激だった?)(UPLIFT氏)。
森川さんもそれほど共演経験がないのかな?昔観た、あのコブラの人ですから、ダンテってなんとなくコスチュームの色合いとかに・・・と森川さんが言いかけて、小林Pが、実はダンテはコブラを意識して作ったとコメント、赤と黒のコスチュームの色とか・・・やっぱりねとなりました。普段はだらだらしていてもやるときはやるよでもの凄くカッコイイところも似ているという結論。
ここで森川さんの那智さんへのイメージが判明、なるほどコブラの人なのですか(同意)。
今日もしシークレットゲストが(ありえないですが万が一)那智さんならコブラが来たって言いそうと思っていたので、みんな同じなんだなぁと世代を感じました(笑)。

大塚明夫さん、最初のころ、出番が少ない自分の役がこの先どうなるんだ?としきりに聴いて来ていたそう、森川さん(多分スタジオの後ろか飲み会で)そりゃぁ明夫さんが演じるんですから、きっと最後の方ではダンテより大きな剣を振りまわす、実はダンテより強い伝説のデビルハンターでしたぁってな展開になりますよ!と言ってなぐさめていたらしい(爆)。UPLIFTさんも質問に答えないまま逃げたらしい(爆)。
結局モリソンは凄く良い感じの役柄でしたよねってことになったわけですが、もしかすると大塚さんは最後まで出番が少なくてご不満だったかもです。
現場では、森川さんもセリフは少ないので、スタジオの後ろで大塚さんと和んでいたらしい、現場は女性の声優さんが多くて、福圓さんはセリフが多くていつもいっぱいいっぱいだったそうです。

質問コーナーでは食べ物の話やバサラジオネタのPS2を買ったよね話が出てきました。
森川さん某ラジオネタ(小林Pと森川さんがバサラでもお仕事しているので、最近一緒になることが多いと二人で和んでました。)をみんな知っているせいですが、先月森川さんはサクラ屋(新宿西口アルタの前ですか?)でPS2を買った話を、くださいと言った段階で、すでにご本人とばれていたらしい、それが森川さんを意識させてしまった理由なんだと思います、思わず初心者であることを隠して、メモリーカードを「今日はいいです」ととっさに言わせてしまった心の悪魔、結構見栄はりなのかな?(笑)
実はDMC1を買って、ちょっとだけさわりをプレイしてみたらしい。
すぐにざくざくやられてダンテ体のあちこちから血がピュー(マリオネットですねと小林P)ヒザをがくっと・・・死んでエンドになってしまうのね(笑)。よりによって一番難しいのを・・・と小林Pが言いかけたのを私は聞き逃しませんでしたよ(笑)
森川さん「芋虫みたいなのが出てくる」小林P「踏むんですよ、踏みつぶす」森川さん「え、ずっとばんばん撃ってました」小林P「撃っても良いですけどね」というゲームを本当にやってみたのね会話がひとしきり、でも森川さんは超ド素人なので、まだぜんぜん最初の方で終わっているみたいです。


俺っていい男だろう・・・
実生活で使ってみたいセリフという質問で、森川さんが「俺っていい男だろう」がダンテみたいに言えたらカッコイイのだけど、実際の自分は、どきどきする上がり症(小心者?)なので、どきどきするとどんどん声が高くなってしまう発言。ここで、すごいミヒャみたいな声で「俺っていい男だろう」を実演、大爆笑の渦でした。

羨ましい
ダンテは好きなときに好きなものを食べて、普段がだらだらしている、ピザばかり食べていて・・・と最初の方のコメントでしたが、本物のピザハットのピザとストロベリーサンデーのロウ見本(借りてきたそうです)が小道具で出てきました。ダンテが好きなのは第1話に出てきた生ハムとポテトのミックスピザ(オリーブ抜き)、森川さんは?の質問には、ルッコラと生ハムのピザが大好きとのこと(私も大好きな1品です、それ出すお店って・・・思わず何軒かのお店候補を考えてしまいました、横浜と六本木にお店のあるブッコデムーロとか、えっとあと何て名前だっけ・・・生ハムとルッコラのピザ、本当に美味しいですけど、何処でもイタメシ屋全部が出すという感じのメニューじゃないですから・・・きっとマルガリータとかも好きそう・・・クワトロフォルマッジュとかも・・・)。あと、オリーブ大好きを強調してました(笑)。ワインに合いますね。

あと、何の話をしてたっけ?眠くなってしまって忘れました。思い出したら明日書きます。

イベントは1時間ちょっと、挨拶のあと3人トークがあって、質問コーナ、質問用紙を読まれた人にはサイン入りポスター(おなじ名前の方が場内に3人居て、冒頭の2個が偶然にも、その同じ名前の人で、ちょっと騒然、私に近い方は残念でした)。
抽選会でも、サインポスターやサイン入りファイルやサイン入りテレカ(今時どこで使うの?)など、森川さんが番号カードをつぎつぎ引いてどんどん番号を読み上げる形式(自分で仕切り出すと、早い早い、笑)。
最後にサイン入りのスタッフパーカー1枚になって、森川さん自分も欲しいのおねだり発言(笑)在庫を観てみますと小林P回答(笑)。会場対森川さんでじゃんけん大会、私も3回戦まで勝ちのこりましたが、あえなく惨敗。最後の7〜8人になったところで、森川さん全員を八刀一閃切り、これはしまったとばかりにしゃがみ込んで困り果てる仕草が素でめちゃくちゃ可愛かったです。その方達を復活させてもう1回、2回目でまた4人を一刀切り、またしゃがみ込んでました。とりあえず、すったもんだして、最後になんとか1名が決定、面白かったです。

始まりがあれば・・・
最後の締めの挨拶で森川さんダンテの声で「始まりがあれば終わりがある、それがルールだ*」(*ちょっと修正、うろ覚えですすみません)最終回の予告のダンテのセリフです。生でこれを再現してご挨拶。
完全に狙っていましたね・・・これは締めに使えると作品を全部見直した時にチェック入れて来たのだと思います。(思いつきではなかった感じがしました)凄く良い声でのカッコイイセリフで、もう私は1時間15分ほどだった短いイベントでも大満足になってしまう一撃でした。まあ、ずっと森川さんでずっぱりでしたので、もう大満足の上の大満足だったわけですが・・・

そんなわけで、参加できて本当に幸せでした、しかも信じられないくらいくじ運も良くて、席が信じられないステージ至近距離でそれだけでもう、今年の運は全部使い果たした感じなんですが(同行の方の運まで吸い取ってしまって悪魔のようです)。

森川さんコメントによると、すこし風邪気味とのこと、鼻声だったらしいです(マイクを通すとあまり気になりませんでした)。声が良く通るので、とにかく音圧がすごくて、おそらく会場の音響はミキサー卓が無かったので、一般のマイク設備だとすると一括マイクレベル、小林P氏とUPLIFT氏のお二人声を聴けるレベルに設定してあったせいか、森川さんの声は2倍ぐらいボリューム大きめ(時折マイク破戒寸前)で、しかもはっきりくっきり喋るので、さすがプロの声優さんだなぁと、妙なところで感心して聴いておりました。デスガンなら全員ボイスウエポンなので一律にボリューム下げられるでしょうが、声の仕事じゃない方と声プロと一緒のマイクレベルは無理があるなぁというかぎりぎりな感じがするトーク会場でした。

さて、関西の家にたどり着いたら、一杯いろいろ来てました。東仙さんの歌とか、東仙さんの歌とか・・・早く聴きたいです。あと鉱石なんちゃら・・・とかのドラマCDも、ファットガールのDVDも・・・


なんだか寝ると言っておきながら、ついつい・・・
以下追記

監督さんの板垣伸さんのコラムをみつけて来ました
webアニメスタイル”ここのCOLUMNのページの”板垣伸のいきあたりバッタリ!”の第34回に、ダンテ役森川さん決定秘話が絵付きで出てます、ちょっと素敵というか、登場の仕方が森川さんらしくて、なかなかです。
第20回あたりから、ずっとDMCの製作サイドのお話がでてきます、そっちも結構面白いというか、やっぱりアニメの製作って大変だなぁと実感です。


まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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