声優さんと映画とアニメと
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2007年07月16日(月) 私の目的は唯ひとつ

スパロボOGをはじめたということで、いろいろメールやweb拍手からメッセージをいただきました。ありがとうございます。
INPACTのときからカッコよかったというお話や、オリジナルキャラとしては一番の新参者だということなど、PS2への移植版なんですねこれ、どうりでOGとOG2とシナリオがいくつもあるのですね。などなど、いろいろ教えていたいたり、がんばって先へ進めてエクセレンとラブラブアタックをやりなさいなどの励ましをいただきました。本当にいろいろありがとうございます。東京へもって来ましたので、ぼちぼちやれる日にはやってみます。週末は忘れず家に持って帰ろう(笑)

今日は、大阪から関東に夜移動してきまして、さっそく録画してあったスカルマンを見ました。
(以下ネタばれです)

スカルマン12話
神代正樹「私の目的は唯ひとつ、奪うことだけです」
「ふふ、絶望と悲しみこそが最高の供物・・・さぁ、初夜の契りをはじめるとしよう」
「待っていたよ、仮面の怪人君」
ああ、どうしましょう、この”奪うことだけです”の部分、聴きながら背筋がぞくぞくっとして身震い。鳥肌が立ちました。憎しみと野心とが渾然一体となったシーン、モリモリ独特の、一瞬だけぐっと低く潰した声。その絶品の悪声ボイスのトーンと抑揚。これ過去最高ではないかと・・・なんですかこのギラついた野心と絶望と憎しみと悲しみは・・・ラスボスというかスカルマンの戦うべき眞の敵として位置づけされました。
お話も一気にすべての伏線がつながりはじめ、謎が半分ぐらい解明したのかな?真の黒幕(というか、最後にすべての膠着状態をひっくり返すべく、動いた人、その人こそが、神代正樹)だったわけで、まあ、物語の最初から、こそこそ動き回っていたので、順当な結末ではあるのですが・・・
このスカルマン、いろいろ伏線をちらつかせながらの謎がたくさん提示され、回を追うごとに、その謎が明らかとなる推理仕立てですが、意外なほどひねらなかったというか、ストレートに見たままの謎だったのが、徹底しているせいか、潔くてがっかりはしないです、やっぱりなぁという感覚で見れます。
そして、とうとう3つの勢力が一度に己の邪悪な思惑と野望をぶつけるべく動き出したので、最終回はスカルマンと4つ巴となるのは必至、とにかく、早く最強に邪悪化したっぽい森川さんキャラを倒さないと町というか世界が大変なことになるぞスカルマン。な展開で次回の最終回へと突入です。
なんかもう、次回予告がない作品なので、余計終わったあとにぞくぞくというかイライラ。
過去ずっと地味なお話を我慢して観続けてきたことへのご褒美でしょうか?
これに似た感覚を味わったのはスピードグラファ−。
あの時は森川さんキャラの水天宮は最後まで極悪の権化と思いきや実は真の主人公で・・・という、これまた驚きの展開に、ファンは狂喜乱舞しましたっけ。今回はその逆で、最初はもしかしてかませ犬?と思わせる感じのせこい暗躍ぶり、思わせぶりなだけの脇キャラか・・・と途中でややトーンダウンさせておいて(まあ、ファンとしては、あきらめてたわけではなかったですが、笑)最後の展開になって、潜水艦のように、最後の2話分で、一気にラスボス局面に躍り出るという、これまたおおおおやっぱりそう来てくれましたか、構成様脚本家様ありがとうパターン。演じてる方が一番、溜飲が降りたというか、嬉しかったと思います。

とにかくこの作品、地味なマイペースの展開ながらも、脇を固めるレギュラーキャラの声優さん達がみんな絶品の演技、加藤"星一徹”清三さんや堀勝之助さんに阪修さんらの超級ベテラン脇役職人の絶品さは語るも失礼なぐらいの素晴らしさ。大塚芳忠さん石塚運昇さん辻親八さんなどの板についた絶品のいい声いつもの悪役チームの超ベテランに負けないぞパワー(目立ちすぎだよおじさん達、笑)。先週の茶風林さんや森久保君などのゲストキャラも凄かった。レギュラーで一番の驚きは、関智一君。過去の彼の声と演技からは決して同一人物とは見破れないほどに凄い低音の熱血漢漢演技。保村真君も初主人公なのかな?すごいがんばってますし・・・
次回の最終回はどう転んでも面白そうです。
もりもりがスカルマンをどこまで追い詰めるかなぁ・・・セフィロスみたいに、何度でも蘇ってくる最後の宿敵として「はははは、覚えていろ、おれは必ず戻ってくる」みたいな終わり方しないかな?笑、(いや、もうこの今の雰囲気ではまるっきり最後に壮絶な捨てセリフか恨み言や生い立ちが語りの長セリフがあって・・・ビルの崩壊とともに消える・・・生死の消息不明みたいな、おきまりのコースだと思うのですが・・・笑)


まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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