声優さんと映画とアニメと
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2007年05月23日(水) 生殺与奪の〜

今日は仕事を早々に切り上げて7時前に事務所を脱出。
(うまいこと、ややこしい仕事が午前に片付いたので、午後は久しぶりにゆっくり仕事)
不在配達の来る前にお風呂も済ませたし(笑)洗濯も済ませました(笑)。

さて、予定通りゲットしましたロケパンライブDVD。
早速一部かいつまんで観ました!2Heartsと特典映像。
いやぁ・・・堪能。
そうですね・・・ライブアルバム(というかDVD)なのですが、ちょっとポップな音作りというか、会場のミキサー氏が作り上げた鳴り響く厚みのあるメタル系のサウンドが耳に残っていたので、ちょっと再生して意外に音が薄いというか軽いので、すこし飯塚ジョニーのギターサウンドが可愛そう。そしてあのヘビーなギターにこそフィットする髪の毛に色がついてる歌い手さんのお兄さんたちの歌も、やや線が細めにミックスされてるのが不満、音は綺麗にクリアに収録されてるんですがね、それでも音場の作り方には不満だなぁ・・・女の子向けのポップスバンドじゃないんだけどなぁ・・・とか、不満はあるのですが、でも画像は大満足ですし、やっぱりこの人たちのパフォーマンスは最高です。
なるほどの全曲選曲。昼夜で重複していた曲も、できがよかったなぁと思っていた方を選んでいる感じで、妥当なチョイスです。Toshiの盛大な投げキッスも入ってますが、とにかくしょっぱなでのTOSHIの「はだしの君はちいさくてぇ〜」での指差しアクションに場内「ぎゃぁぁぁ」が素敵。
絞ってきたこと、歌いこんで来たこと、こういう場に慣れてきたこと、ガチンコ対決でファンをさらに横取りしなければならなかったこと、これら条件がすべてプラスに働いて、彼のステージアクションを過去最高に大胆かつかっこよくしていたこと、力みすぎず丁寧に歌っていたことが非常に印象深い。ただし、叫びがことごとく失敗しているので、それほど絶好調のヒートアップ状態でなかった(?)、しかし、それゆえに丁寧にメロディを歌ったのがよかった?美しいハーモニーや声のコントラストで、まさに2Heartsとしての良さが出ていたのだと実感。冷静にライブを見て(いえ、ぜんぜん冷静には見れないのですが、笑)実感しました。

DearestYou
白いショート丈のトレンチコート、ベルトを後ろでかわいくしばって登場。フーミンも白いジャケットで合わせてPVのイメージを再現。TOSHIは白を着ていても、中で体が泳ぐ感じで、本当にスリムになったのが実感できる出で立ち。

賽を振れ
もう、TOSHIのステージアクションに卒倒しそうです。


ギャンブラー
以前に聞いたときより劇的進歩、ライブでも聴けるようになってきました。
TOSHIの声の裏がえる具合、ころがり具合、高音の雄たけび具合が、燃える。
最高に好きなナンバーであり、ライブでここまでワイルドに再現してくれると、感激。
次のライブではもっとよくなっていると思う。TOSHIがとにかく最高にカッコいい。
歌もアクションも絶品で、最高の出来。
最後、二人で「うがぁ」というのが、揃っていてこれまたカッコいい。

夢のありか
ひさびさに歌っていたのと、勢いのあるライブだったので、しっとりというより、じっくりという感じ。
とにかく歌うふたりの気持ちが、ぐっと入っていました。最後のさびの部分、声の艶が最高で、コーラスのバランスもよくて、やっぱりいい曲。

永遠の夏
同じバラード系、この曲のほうが個人的には好きなんだよなぁ・・・と実感。
今回はTOSHIの方がアルバムに近い雰囲気で歌っていた感じかな?声が良く伸びて、ライブでここまで表現してくれると、もう脳天痺れまくりでうるうる状態。アルバムより表情がついていて、感情の流れもすばらしくよかったんじゃないかなぁ・・・フーミンもTOSHIもファルセットまで上がるところの高音がめちゃ綺麗。しびれまくり。

ALL MY LIFE
最初に会場との合唱を誘導するフーミンのおちゃめさが笑えるのだけど、実際に曲がはじまったら合唱どころじゃなくて、二人のアクションつきの演技たっぷりの歌が非常にエキサイトさせてくれる。
「すっからか〜ん」をはじめ、メリハリのある歌いぷりのうまさに二人の実力を実感。
TOSHIのアクションが、カッコいいというより、かわいいのがまたいいねぇ。

MOON VENUS
いきなり、みんなで踊らなくちゃいけないナンバーなんだけど(笑)どうしても大胆横ステップのTOSHIに眼が釘付け(笑)セクシーというより、凛々しい感じがする足の動き。すっかり細くなったのに筋肉質なので、とっても見目良いです。そしてとにかく、歌声も綺麗なはもりも、そしてこれまた大胆な会場をあおるアクションも、最高。

雨音のRegret
この曲をライブで聴けるとは・・・会場でイントロを聴きながら昇天しそうになったのを思い出したり。
はじめてライブで披露したとは思えない完成度、すばらしい歌唱。とにかく二人の声のコントラスト、そして「君が他の誰かと〜」の部分のちょっと迫力のあるハスキーに濁らせる低音のTOSHIの歌声が痺れる。
CDで聴いてもっとも痺れる「愛していたぁ・・・証さ〜」の部分が、アルバム以上に感情が入っていて、これまた悶絶。「カモンハニー」で再び昇天。
曲を作った飯塚さんの才能にも1万本のバラをあげたい気分。

約束の地へ
プロモのコートを着て登場。キャッチーで印象的なナンバー。リズミカルで大人っぽいアレンジもなされていて、2Heartsの二人の声の魅力も最大限に発揮できるナンバー、最後の英語での掛け合い部分なんか、かなりブルースでファンキーな感じもするし、やっぱり曲を作った飯塚君の才能に乾杯のナンバー。
TOSHIとフーミン、ともにファルセットに声が裏返るところが、なんともダイナミックで素敵。

ジョイントメドレーでのDearestYou
 赤いTシャツにメガネなしのTOSHIと茶色いTシャツのフーミンが並んで歌うのが新鮮。
 アクションはおなじようなもので、決して変えてきているわけではないのですが、なぜか表情が笑ってるし、受ける印象がずいぶん違います。二人の表情から、暖かさとやさしさが伝わってきて、いいなぁ。
TOSHIは黒ブラウスでは着やせして見えていたが、Tシャツになると上腕から背中の筋肉健在なのが確認できて、なぜかほっとする。同じように精悍な男性は沢山いるが、TOSHIのあの背中から上腕にかけては、本当に迫力がある、さぞや重いバーベルを持ち上げても平気なのではないか・・・そんなことを想像してしまう。

僕たちのAnniversary(全員)
 普段森川さんがソロ担当で転調の部分以外にも歌っているので、なかなか新鮮。会場が大盛り上がり。

バックステージ
紀章がわんこ状態でかわいいなぁ。岩田君が男前で、バックでも表でも一緒なのが素敵、彼の魅力ですね。
森川さんはバックではちょっと懐っこくなる?パクパク食べてるのもかわいかったし、のそのそ歩いてるのもかわいかった。2枚重ねの黒ロングスリーブ上のオッサン柄の半そでTシャツが、いかにも彼の好みで、とても似合っていました。おちゃめな面子で面白いバックステージショット、嬉しいおまけです。
岩田君が喋ってるときに鏡の向こうでみえる、髪の毛セットしてもらってるの、あれモリモリ?な感じ。

総合
惜しいことながら2Heartsのファーストライブの時は、その存在をまだ知らなくて、見逃したのが今となっては本当に残念。でもって、その後に出たアルバムに同封されていたDVDでの数曲ミニライブを観ましたが・・・まだまだ粗削りというか、アマバンドに毛が生えた雰囲気で、とにかく必死に歌っている二人だったのですが・・・その後にネオロマでの何回かのパフォーマンス、そして一昨年のGAMBAREライブを経て、今回のロケットパンチライブへ・・・二人のこの道のりを見て思ったこと、それは歌い手としてのTOSHIのライブテクニック進化の凄さです。
立木さんは、、もともと最初からかなり歌い手として発声や歌いっぷりがかなり完成されたレベルの方だったので、ステージでの進歩というのは歌の面よりも、ステージングそのもの、大きなステージで相方の動きをみながら自分の立ち位置など決められるようになった(ホント?)りとか、おおぼけぐだぐだMCがややましになった、ぐらいしか気がつかないのですが、
森川さんの進化は、本当に眼を見張るものがあると思います。
最初は、、ただただ一生懸命に歌っているだけで、まだまだデュエットとしてのバランスや声の出し方などには進化の余地を残していたのが、今ではまったくうそのよう。
(おそらく、それまでは力任せに歌う曲が多くて、ライブでは勢いでなんとかなっていた?)
声のバランス、コントラスト、アルバムに近い声のトーンコントロール(声を張り上げなければならないライブで、これ”アルバムに近い声のトーン”をやるのはとんでもなく大変、とりわけ高音パートでは)なおかつお客さんを煽って乗せるステージング。立派なものです。
この経験が、他のイベントでのソロのステ−ジングでの、あのすばらしいパフォーマンスに生かされてるのだと実感。しばらく2心のライブパートはヘビーローテーションのBGVになりそう。


おまけ

卓球(TVでやってました)
私、中学では卓球をしておりまして、県大会まで行ったのですが(笑)・・・今日TVで一流選手のプレイを見ているうちに、だんだん自分がプレイしているときの感覚が蘇みがえってきて、どうしても全身が緊張してしまいました。思わず決まると、よっしゃぁと体に力も入るし大声で叫びそうになります(笑)。
卓球で真剣勝負の試合をしたことのある人ならわかると思いますが、あの、いやーな感覚が蘇ってきます。
相手あってのスポーツですが、どうも勝ってるときは相手を飲み込める勢いを自分の中に感じられるのですが、一旦負けに転じる(うまく返せない回転とかコースとかが相手にばれてそこばかり突かれる)と、どんどん自分に自信がなくなって自滅してしまいそうになる、そんな自分が怖くなります。
如何に自分を奮い立たせて、自分の土壇場の力を信じて、自分の理想的なプレイを再現できるか、精神的に相手を飲み込めるか、押せ押せにできるか、それが勝敗を握ります。
技術の差で勝負がつくのではなく、技術の差を裏づける自信からくる気合、相手を制圧する精神力が勝敗を決めるのです。そんな独特のスポーツである卓球はダブルスもありますが、すべて基本は自分との戦い。(テニスも同じですね)懐かしいけど、観ていて辛いです。がんばれ愛ちゃん。日本チーム、ちっこいのに強いなぁ・・・

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まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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