声優さんと映画とアニメと
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2007年05月24日(木) ははははははっ1万2千年ぶりだねぇ・・・

今回は主人公です。今回は一瞬だけ謳います(プロモ映像でありますね)。

創聖のアクエリオンー裏切りの翼ー(前編)OVA
たまたま、仕事で頭に来ることがあって、放り出して帰ってきましたら、玄関でペリカン便のお兄さんが密林の箱を持って、いままさに呼び鈴をならさんとしておりました。はいはい私でございます。ということで、なんと忘れてました、アクエリオンOVAをタイムリーゲット。仕事ではついてませんでしたが、森川さん運は健在でした。嬉しいです(笑)。
さっそくコンビに弁当をたべながら観ました。(50分というのは良心的、しかも愛憎版はCDドラマ付、密林はポスターないけど22%引きで超お買い得でした)。

作画
文句ありません。久しぶりにアニメみて鳥肌が立ちました。それぐらい作画はすばらしいです。
久しぶりに見るアクエリオンのCGも含めた絵の水準は、現在のアニメーション(フルCGじゃない作品としては)最高峰のできばえかな。この絵であのテッカマンマンブレードを忠実に再現してほしい・・・とか考えながら観ていたら、後半の戦闘シーンで、マジ?オマージュ?って聴きたくなるような戦いのシーンがあって、思わずエビルとブレードの最終決戦のシーンが脳裏をよぎりました。しかも片方はまじでブレードだし(笑)。
メカ(戦闘)シーンに比べると、ちょっと人物シーンは弱かったなぁ・・・まあ、かなり綺麗なんで、ぜんぜん文句はないです。

ドラマ(お話)とキャスト(声)
驚いたのですが、完全なるパラレルです。しかも本編の話の設定を完全に踏襲した上での完全にやり直したオリジナルの別ストーリィ。あの本編の結末や展開をまったく無かったことにするのですか?河森監督?そう考えないと、メインがいきなり一人居ないし(出る前から死んでます、おどろいたぁ・・・)、トーマ様はいきなり出てるし、めちゃくちゃ出番多いし・・・人間関係はほぼ同じなんですが・・・

トーマの扱いがえらい凄いことになっているなぁと(本編でもラスボスですが)思いながらエンドロールのキャスト名みて納得、

アポロ・・・・・・・寺島拓篤
頭翅(トーマ)・・・森川智之

二人の名前の後、1段空いてますから、この二人が主人公なんですね。

さて、お話ですが、いきなり冒頭から強行型のベクターマシンがいっぱい出てくるし(本編では最後の最後にしか出てきませんでした)・・・はっきり言って本編みてない方はあっちを観てからこっち観た方がベターです。いきなりコレをみて、楽しめないわけじゃないですが、世界がまったく理解できないかもしれません。説明的な部分が一切ないですから・・・
お話の内容そのものは、ネタばれになるので回避します。

トーマ様
ひょえぇぇぇぇと唸るほどに絶品の超絶美声。これ、もてる最高の声を出して演技してるに違いないです。
森川さん、たしかインタビューでコメントしていたと思いますが、まさにご本人が言ったように、歌う様なセリフの抑揚。まだシーン的には耳に聞こえる声でないときの効果が入った声がメインなのですが、その効果もTVのときより上手に綺麗な処理、羽ならぬ弦がビンビン響くイメージの台詞回し。
どうしましょう、素敵すぎて悶絶。しかもトーマ様のすべてのセリフが、相変わらずアレだし(笑)ナル入ってるし(笑)キてるし、アポロニアスに拘ってるし、うらみつらみで心が壊れて歪んでるし・・・(爆)。
最高です。

新キャラ
スコルピオス(CV斉賀みつき)が重要な鍵を握るのですが・・・なるほど、この設定のほうが確かに面白いです。

アポロ他
本編ではアポロニアスが石塚運昇さん(不動司令)だったり寺島君だったりしてましたが、今回はきちんと寺島君がやってます、彼の太くて低くした声がなんだか置鮎君にそっくり、またあるときは子安君にそっくり、なるほどそっち系の声なんだぁ・・・でも、ちょっと演技力に進化が見られなかったのが残念。
杉田君とつるんで遊んでいる場合じゃないですよ、テラシー君。
というか、まあ、シルビアかかずさんだし麗花は小林沙苗さんだし、ピエールは小野坂さんだし、トーマは帝王だしねぇ(爆)。うまい人が回りに居過ぎかな?後半はもっとがんばれ(笑)。
1万2千年前のシーンの演技でぼろが出ます(笑)というか、少しだけ力の差が出てしまいました(それほど悪くはないですけどね)。

「・・・待ちわびたよ、私と羽の契りを結ぼう・・・」
「弱い、弱すぎるぞ」
「ふん・・・ザコめが」
「ほうぉ・・・」

(痺れるぅ〜)

おまけのポリシル(なぜかこれが異様に面白い)
これ、おたくのミーハーなポリゴンシルビアが暴走するお話。
さて、彼女は念願のトーマ様との初共演を果たせるか?(笑)
かかずさん、上手すぎますから(笑)。

同梱のドラマCD
はじめのトラックがトーマの物語。
途中で少年アポロニアス(テラシー)と少年トーマ(モリモリ)が出てくる回想シーンが挟まれてのトーマひとり語りの回想モノローグ。
ちょっと森川さん気持ち鼻声だったのかな?ほとんど気になりませんが、効果のせいかもしれませんが・・・
森川さん、モノローグうまくなったなぁって思いましたよ。トーマがイメージつかめていて演じやすいのかな?少年シーンの掛け合いでは、ちょっとむずむずしますが(笑)。超まじめな1篇です。
次のトラックはグレンとシリウスと麗花とシルビアとあとだれだっけ・・・(ジュン、つぐみ、リーナ、ピエール)
こっちもマジメ話なのかと思って聴いていたら・・・・ぎっちょんちょん。
温泉のタイトルで容易に推察できる内容ですが、意外な人物の意外な・・・笑えます。
やっとシリウスが居たよ(謎)。

箱に同梱の冊子の中に監督さんたちのコメントが書いてあるのですが、どうやら総集編みたいなのを編集してつくろうとしているうちに、ぜんぜん別物のパラレル話になってしまったらしい(どういうこっちゃ?笑)

どうも勝手な推理なんですが・・・
本編は放送開始前に全部のストーリィボードもスクリプトも大半が出来上がってしまっていて、いざふたを開けてみると予想外に人気が出たキャラとか(声優さんたちの演技や演出家による世界の膨らませかた貢献しているのでしょう、たぶん)人気が出た設定とか、面白かったエピソードとか、そういうものに引っ張られた、そこを膨らませているうちに・・・結果としてこういう別話ができてしまった。そんな感じなのかなぁって思います。
要は、1万2千年の時を経ても続くトーマの愛と憎しみ(復讐)の物語なのです。
で、ラスボスからメインに昇格ですか・・・
でも、冊子の最後の印刷の出演キャストの順番って、アニメ本編と違うのですね・・・なんで?
まあいいや(笑)

エンディングの歌、AKINOさんの歌声がすばらしく伸びてとても綺麗、なかなかいい曲です。

今日は幸せに寝れそうです・・・もう1回TOSHI見ながら寝ようかな?トーマ様に癒されながら寝ようなぁ・・・なんて贅沢な夜。

web拍手をいつもより大分沢山いただきました。ありがとうございます。

>Sさま
ますます好きになりましたか?私もですよ。

>男ファン様
ファンタジーネタですか(笑)で、どう思います?(爆)ぜひ一度、チャンスがあればごらんになってください。金髪の方々が、片っ端からかっこいいですよ。飯塚君のギタースタイル(演奏テクも)最高です。


まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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