| 2004年12月10日(金) |
久しぶりにモーツァルトとか |
ふと思い立ってすごく久しぶりにモーツァルトとかベートーフェンとか聴いてみることにした。ペーター・マーク指揮パドヴァ・ヴェネト管弦楽団のモーツァルト交響曲38・39番(ARTSレーベル)に、ジョージ・セル指揮ウィーン・フィルのベートーフェン《エグモント》序曲にハ短調交響曲にピアノ協奏曲第3番、ピアノはエミール・ギレリスのザルツブルク・ライヴ、ORFEOレーベル。 奇想を軽やかに踊らせるモーツァルトに「俺の音楽を聴けェェェ!」なベートーフェン、個性バリバリでやっぱり楽しい。それにしてもジョージ・セル、パーフェクトなコントロール。やはり偉大なる芸術家はすべからく偉大なる独裁者ナリよ。ただし逆は必ずしも真ならず。666の皇帝さんとかベルリンの伍長とか。 あと、LONG DISTANCEレーベル(0460103)のテンプス・フージット(声楽アンサンブル)によるコルシカ島伝承の宗教曲を集めたアルバム。マルセル・ペレスのアンサンブル・オルガヌムもかくやとばかりの「こぶし」を利かせた歌唱で、ほとんど読経の世界。人によっては拒否反応が出ることは間違いないが、慣れてしまえば、ちゃあ様の酷使にエクスタシーの極致なヒュートランの心地を味わえる、かも。
「エディックス!」の叫び声を「エニックス!」と聞いてしまい、思わず反応して「なんのゲームだ?」としばらくじーっと見入ってしまったのは俺だけでいい…と書こうとしてその前に念のため「エディックス エニックス」で検索してみたら、結構いた。
|