| 2013年11月25日(月) |
「リーガルハイ」、「安堂ロイド」、ともに第七話 |
「リーガルハイ」
黛がNEXUSに移って初めて手掛けた訴訟3件に、すべて絡みすべて勝利した古美門。
どれも全然お金にならなさそうなのに、そこまで古美門にやらせてしまうのは、
黛が古美門にとってなくてはならない右腕になりつつあることの証ですね。
黛が敵方に回るとちょっと寂しくなるかなー、なんて思っていたけど、
並んで座っていても相対して座っていても、このふたりが同時に居てくれれば面白さには何ら変わりがなかった
というのが素晴らしいです。
なんだかんだ言って、黛もどこに居ても黛なのですよね。
NEXUSの「らーぶアンドぴーす」に取り込まれなくてヨカッタ。
啖呵切る黛は、見てて爽快でしたわ
セクハラ男にされてしまったのは橋本じゅんさん。
どんなヘンタイでもなりきってくれるじゅんさんにとっては、全裸さんなんて軽い軽い。
あらゆる「気持ち悪さ」を安心して任せられます。
その相手が花巻さん(@あまちゃん)だし!
フレディ・マーキュリーのコスプレでふっさふっさの胸毛まで付けて
「いい感じに温めておいた」とドヤ顔で言い放ったあの花巻さんが、
地味なクリスチャンだけど実は男の裸体大好きな女性というのも面白かった。
すったもんだの後、さぐりさぐりの自宅に招き入れ、招き入れられ、のシーンは最高でしたわ。
3件とも結構な荒療治でしたが、結果はすべて、はからずもWINWIN。
インコのピーちゃんは元の飼い主の希望で、拾った女の子へ再び返されることになったし、
見せたがりと見たがりも、人目をはばかることなく逢瀬が叶うようになったし、
世界的アニメ監督とそのスタッフは、正直な気持ちを容赦なくぶつけ合ったからこそ、
双方とも進む気力と進むべき道を見出した。
古美門は自分が勝てばいいので、こんな結末はまったく想定外なハズですが、
想定外だろうと何だろうと、WINWINを成し遂げてしまったのが古美門であったという結果には、
NEXUSよりむしろ古美門自身が、危機感を覚えるのではないかと。
だって自分の計算どおりに行かなかったわけですから。
そうなるとやはり、黛は手元に置いておかない限り古美門にとって最大の敵ということになりますな。
そして次回はあの超名作のパロディ。楽しみすぎる♪
「安堂ロイド」
葦母ひょっとして殺されちゃった? これからは大人の男のシブさを誰に求めれば?
と、心配しましたが、無事でヨカッタ。
先週に続き、さらに面白い展開になってきました。4話目くらいでここまで来てくれれば、
もっと早くワクワクできたのに。
壊れてまったく動かず語らずのロイドのまわりで、
人間たちだけでじわじわと真相に近づいていく様子がよかった。
疑心暗鬼だった星も、葦母とともに麻陽の味方となり、未来からは黎士が粋なメッセージで存在を知らせ、
かなり心強いことになってきましたよ。
一方で、七瀬を取り込んだロイドの妹分の新型とか、すでに未来の警察とつながっていた公安とか、
敵もどんどん勢力範囲が広がってきていて 残り3話がすごく楽しみです。
しかし「公安」って、どんなドラマでも悪役なのね。
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