今日のおたけび または つぶやき

2013年08月22日(木)  ドラマの中の怖い人



今期観ているドラマの中で、ダントツに怖いのが、


原田いずみ(江口のりこ)@名もなき毒



経歴詐称してるし、だから仕事もできないし、だけどそれを同僚や上司に指摘されたり注意されたりすると

いじめだ! パワハラだ! とキレまくって暴れまくった挙句に何日も無断欠勤。

それを理由に解雇通告されると、人権侵害だと騒ぎ立て、暴力行為やストーカー行為をくり返し、

どこまでも執拗にいやがらせを続ける。



大嘘つきなのも、仕事がまったくできないのもあきらかなのに、

なぜか本人にはその自覚がなく、もちろんそれを悪いとか申し訳ないとかも思わず、

誰もがわたしの仕事っぷりを賞賛し、誰もがわたしを大事にして優しくしてくれるのがあたりまえで、

そうしてくれない人はどんな目に合わせてもいい、どこまでも苦しめて破滅させていい、と思っている。



その毒牙をたまたま向けられちゃったのが、

全然悪人じゃなくて、きわめてふつーの会社員の皆さんだったり、

ふつー以上に穏やかで人がいい杉村(小泉孝太郎)だったりだから、なおさら怖い。




でも、もっと怖いのは、ネットでの感想など読むと、

程度こそ違えど原田みたいな人が現実に身近にいるという経験談もかなりあるということ。




逃ーげーてー!

話が通じる相手じゃない場合、素人の手には負えませぬ。

こちらが何もしていないのに、勝手に被害妄想と悪意を膨らませて復讐のターゲットにされたり、

べったり依存されて共倒れにされたり、なんてことからは、とにかく逃げて身を守らねば。




調べてみると、自己愛性人格障害という名称をつけられる場合もあるようですが、

すべては「ありのままの自分を受け入れられない」ことから始まっているそう。

その特徴など読んで思いましたが、わたしにはこういう傾向は全くないわー。




妄想も空想も大好きだけど、凡人であることはちゃんと自覚していますから。

むしろ「ありのままの自分」以外で生きてきたことないですから、

それ以外の自分なんてどう誇大妄想しろと。



凡人が「すごい人」になるには、たゆまぬ努力以外にい、ということも、

でも努力したからって必ず「すごい人」になれるわけではない、ということも、

でも「すごい人」じゃなくたってちゃんと生きていける、ということも、

さすがにこのお年頃になればわかってきましたし。



でもそれこそが「ありのままの自分を受け入れている」ことらしく、

それは精神的にはとても健康みたいですよ?

「わたしの精神は健康」なんて自覚はまったくないのですが。




そうそう!

話は飛びますが、昨日初めて映画「劇場版 SPEC 〜結(クローズ)〜」の予告映像を観ました。

11月公開かー。ワクワクですね。

「SPEC 天」での風呂敷広げまくり状態から、どうキレイに畳んでみせてくださるのでしょうね。 

「あまちゃん」の若春子、SPECのみやびちゃんだったとは。ようやくお顔を認識しました。




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