「福山蒸留所」というのがありましてね。
これもオフィシャルサイトのFC会員限定コンテンツなのですが、毎週のラジオ(たまラジ&トーキングFM)の
番組開始前、番組終了後の雑談を聞かせてくれるのです。(生放送ではない)
スタッフとの雑談だからオンエアに乗せるようなものではないけど、
結構面白いからみなさんに聞いてもらいましょ、と、始まった企画だそう。
ラジオの本放送をワインとすると、その搾りかすを蒸留してできたアルコール度数高めのお酒、
ということで「福山蒸留所」。
現在は第6回目が更新されているのですが、たまラジの方は、
ディレクター・松岡がちょっと太ったという話からスタート。176センチで88キロだそう。
ましゃに「それはぶーでーだね」と言われておりました。
スタッフが「自分太った」と気づくバロメーターになるのが、ましゃの存在なんですって。
自分だけでは気づかなくても、たまたま一緒に並んだり写真撮ったりした時に、
ましゃに比べて自分すっごく太くなった、顔デカくなった、と気づくのだと。
荘口「比較するときにわかりやすいようにタバコの箱を横に置くけど、(福山さんは)そのタバコの箱ですね。」
松岡Dは太ってから疲れやすくなった自覚があるそうなのですが、
ましゃ曰く、実際、無駄な糖分や脂肪分をたくわえていると疲れやすくなるんですって。
ましゃは、自分はTVに映る仕事だからある程度絞ってシャープにしてないとダメなので、
体重管理も体型管理もしっかりするけど、スタッフだったら健康に影響するほどのメタボでない限り、
それほど絞らなくてはいいのではないか、と。
しかしあきらかに「ぶーでー」な松岡Dへは、ましゃがダイエット指南をしておられました。
1日1時間以上歩くこと、食事は1日何回食べてもいいけど、1回に食べる量を減らすこと。
松「じゃ、まず大盛りはやめます」
福「やめろよ」
松「大盛りって言わないと負けた気がしてたけど、やめます」
荘「やめてください」
福「俺もこの仕事じゃなきゃ太ってたと思う」
荘「人生で太ったことあります?」
福「74キロ(ちなみに身長は180)がこれまでのMAX。今はそんなにないけど。
でも俺、98年から2000年くらいは62〜3キロだった。ツアー中は60キロ切ることもあった。
その頃は筋肉もあんまりなかったし。だけど・・・なんでトレーニングしようと思ったんだっけな?
女性が男性のカラダを品定めする時代がくるな、って思ったんだ。
男は女のカラダを昔からどーだこーだ言ってたけど、
2000年以前は、女が男の身体にそんなに注文つけてなかった気がするんだ。
せいぜい、厚い胸板、広い背中、指先、が好き、とか言うくらいで。
俺が思うに、女性が文明開化的に男性の身体に覚醒したのは、
2002年の日韓ワールドカップじゃないかと。
世界中のイケメンプレーヤーが日本にやってきて、試合後にユニフォーム交換で裸を見せ、
『細マッチョセクシー(はぁと)』ってなったんじゃないかな。
以来、男の身体について女の子も色々言うようになったのではないかと。」
でもスタッフによると「その前から福山さんは『細マッチョくるよ』って言ってた」と。
そのあたりからましゃは肉体改造に取り組むようになり、かくれ細マッチョになっていったそうな。
そして満を持して「龍馬伝」で美しい上半身裸を披露。
福「2002年から8年後ですよ。
そしたらあのマッチョ好きを公言してはばからない貫地谷しほりさんが、
『ヘラクレス!』と。『今まで見たマッチョのなかで一番好きです』って言ってくれて。
それに至るまで8年かかったんですよ。セミですよ。」
荘「じーっと土の中で地道にバーベル上げて。食事も変えて。ついに出したと。」
福「足掛け10年間くらいの努力がね」
荘「考えたら我々の努力なんてまだまだだね」
松「歩くの苦じゃなくなりました。大盛りやめます」
荘「大盛りやめろ」
福「わからないことあったら何でも聞いて。大盛りやめろ」
松岡D33歳。これから10年がんばれば、今の43歳のましゃみたいなお身体に
なれるかもしれないわけで。お手本の言葉は説得力がありますね。
それにしてもましゃはご自分をセミに例えるのがお好きだわ。
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