いつもは後日、雑音交じりのラジオ録音で聞くことのほうが多いのですが、
昨日ばかりは「何か言うかな?」というあからさまなスケベ心で、
はっきりくっきり聴こえるラジコの前に鎮座して全身耳状態で拝聴。
交際報道とか熱愛報道とか出るたびにいちいち釈明する芸能人なんていないわけで、
荘ちゃんからの捨て身のツッコミにも「華麗にスルー」のひと言でおしまい。
誌面をペンでペシペシ叩きながら「大変なことになってますよコレ!」と詰め寄った荘ちゃんに、
「全然そんなことないでしょ」と涼しいお返事のましゃ。
ま、何も言及なさらないのが一番でございましょう。
お相手がどなたであれ、もうすぐに結婚、ということにでもなれば、
ちゃんとご報告なさるでしょうし。
だってあと1週間ほどで43歳ですよ!
世の中の43歳独身がもしめでたく初婚となったら、「よかったねぇぇぇ」としみじみ祝福されて
当然なのに、このドキドキハラハラやきもきのされよう。
あっちからもこっちからも愛されてしまう人ならではのご苦労ですね。
しかしアレだ。
緊張して聞いていると、お話の内容はまったく頭に入ってこないもので。
何か感情の動きが聞きとれないものかと、口調とか声のトーンとか、会話の間とかばかり気になって。
それは動揺? それは焦り? それは誤魔化し? CMいつもより多くね? ジングルいつもより長くね?と、
もんのすごい集中力で重箱の隅をつつきまくり。
おそらく、リスナーは今夜はみんなそんな感じだろうとスタジオ内では察していたはずで、
ほんのちょっとでも誤解や曲解を生むような発言をしてはイカンという、そういう緊張感は
あったのでしょうね。そのあたりは本当にお見事なお仕事っぷりのましゃと荘ちゃん。
番組中にかかった曲も、ましゃ曲は一曲もなかったし。
どんな曲かけたって、ご本人からお相手やリスナーへの何らかのメッセージと受け取られかねないし。
そのあたりの深読みはファンは大得意だし。(自覚は充分にございます。)
リアルタイムで聞いている時は、スタジオ内も緊張しているように思えたけど、
結局それは、こっちが勝手に緊張していたからそう感じただけだったみたい。
だって、今日になって改めて録音聞いてみたら、いつもと全然変わらない楽しいラジオでしたもの。
ジュリーや百恵ちゃんの「昭和歌謡」を楽しげに語るましゃは本当に面白かった。
浜田省吾さんの『MONEY』の中の歌詞「バーが5、6軒」を「バーガーコロッケ んん〜♪」と
聞き間違えていたというましゃに「馬鹿だねやっぱり」と容赦なく斬り込む荘ちゃんも
いつも通りの切れ味の良さでした。
映画ドラえもん用の「生きてる 生きてく」の歌詞制作のお話も面白かったので、そのあたりはまた後日。
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