この年(ほぼ半世紀生きてきました)になっても、そんな言葉初めて聞いた!
ということはいっぱいありまして。(新語流行語は除く)
WOWOWで映画「男はつらいよ」シリーズの一挙放送をやっていたので、
寒くてお天気も悪い、ほぼひきこもりの土日をほんわかと和ませてくれるのは寅さんじゃね?
ということで、もんのすごく久々に何作か観てみました。
なごんだわー。寅さんいいわー。
甥っ子の満男(吉岡秀隆)くんメインのお話でも、ちょこっと寅さんが登場するだけで
最高に楽しくて、今さらですが長年国民的映画として愛され続けたのがよくわかります。
その中で、だんご屋のおいちゃんおばちゃんとタコ社長が、縁起の悪い軽口を叩いてしまった後に、
「つるかめつるかめ!」と急いで唱えるのを聞いて、おお!そんな言い方があったのね、と。
歌舞伎や落語などをよくご存知の方ならお馴染みの言い回しなのかもしれませんな。
ちなみに映画の中にあったのは、ご近所の誰かの結婚式に向かう前、
「あ、香典袋忘れちゃった」「縁起でもない、香典じゃなくてご祝儀袋でしょ!」
「そうだった、いけね! つるかめつるかめ!」みたいな会話。
とりあえず何か縁起の良いものの名前を繰り返して、悪い言葉を帳消しにしようというのだな。
で、鶴と亀が抜擢されているわけだな。(←説明の必要ありませんな)
こういう言葉づかいというのは、子どもの頃から聞きなれて自然に身についていないと使わないので、
これからも自分が使うことはないとは思いますが、文化として知っていると面白いよね。
言葉と言えば、昨日のたまラジではましゃが「アンパンマンのマーチ」の歌詞の解説をしてて、
これも面白かった。これについてはまた後日。
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