今日のおたけび または つぶやき

2008年10月09日(木)  2年目の笑顔



8日の昼と夜のWWを観劇。

一日に2回観られる貴重な日なのに、昼観終わったあたりで

あともう夜しかない〜、と寂しくなる自分、いいかげんにせんかい! ←おのれのワガママを叱責



今回は1階席でしたので、演者の皆さんの素敵な表情もよくわかりましたが、

やはりこのステージは、全体が見渡せる2階席からのアングルが素晴らしくて好きです。



昨日観て感じたことは、



今井さんの笑顔が!

アナタやっとそういう笑顔をステージで観せてくれるようになったのね! という笑顔がいっぱい!



昨年夏の松竹座から始まったWWですが、その後の日生、今年夏の松竹座まで、

私が観た今井さんはたいてい、険しいお顔でステージ上にいらっしゃいました。


客席をにらみつけてるわけではないのだが、とにかく真剣なお顔になってしまうのね。

ラインダンスとご挨拶の時くらいしか笑顔がなくて、

バックのMADがそれはそれは楽しげな笑顔で踊っているので、センターのお顔の怖さが目立ってしまいますの。

ステージフォトなんかも、表情が険しいか目の下クマってるかのお写真がほとんどで、思わず

「んーー怖いー。でも買うけど」みたいな今までだったわけです。



真剣なお顔もカッコイイし大好きだけれども! だけども!

もうちょっと笑顔がほしい。楽しそうな嬉しそうな笑顔がほしい。たのむ!

という気持ちも正直ずっとあったわけで。



ですが。

2年目にしてやっと、公演の区切りとしては夏、秋、夏、秋の4期目にしてやっと、

いい笑顔だ・・・・(しみじみ)

と思える表情で踊り続ける今井さんにお会いすることができました。



べつに笑わなくてもよくね? と言われるとどうお答えしていいかわかりませんが。

でもわたしにとっては、スタイルも声もよーし! 踊りのセンスよーし! 真面目さと努力と根性よーし!

だけど笑顔がぁぁぁ ってくらい大きいことだったので。



慢心につながる余裕や自信はイヤですが、

素敵な笑顔を見せてくれるための余裕や自信は、絶対にあった方がいいです。



あとね、女性ダンサーズとの絡みがすっごく素敵になられました。

去年は「十六夜物語」という妖艶な曲で女性ダンサーズひとりひとりとの絡みがありましたが、

画的にはとってもキレイなんだけど、カタいというか遠慮がちというか。

女と踊るのにカラダ離れててどーする! 腰引けててどーする! と、

やり手婆みたいな感想を持たざるを得ませんでしたが、

今回は実にオトコマエな女あしらいっぷりです。下品には決してならないけど、男らしく色っぽいです。



イチオシはなんと言っても包帯まきまき黒翼とハーレムの女たちとの絡み。

ハーレムの主として、女たちを睥睨するような威圧感と力強さを示しつつも

ヒョウのようなしなやかさと美しさで女たちと絡む様子がたまらんです。

おお、わたしうまいこと言うた! ←自画自賛

大人になると素敵な表現ができるようになるのですね。 ←これは今井さんの踊りのこと



今回は、包帯まきまき黒翼が階段を下りて来るのをほぼ真横から見られる席だったのですが、

階段下りるだけの動作もキレイだなー、と。

いやもう、歩いてくる姿も、歩いてゆく後ろ姿も、ぜんぶキレイなんだけどね。



その他ちょっと覚書

・今井さんのロングコート姿(白最高)とスーツ姿(どれもいいけど黒のキラキラと青のキラキラ最高)

・ツバメンコ最高。本当に素晴らしい。だけど今井さんらしいJazzもやっぱり素敵。

・アフリカ衣装のベストに、ゼリービーンズのような可愛らしい飾りがいっぱい(ステージフォトで確認)


・上半身はの動きはさらに大きく柔らかく。下半身の足捌きはさらに力強く速く正確に。

・フラメンコの足のステップ、凄すぎてどう動いているのかまったくわからん。

・辰巳くんはバレエを本格的にやってもいいんじゃないか、ってくらい素敵。身のこなしも軽くて

 伸身のバク宙もすっごく高く跳ぶし。バレエのジャンプでは今井さんより確実に滞空時間が長かった。


・黒翼基地に潜入した戦闘モード翼の「バキューン」のポーズが好き。

・セリフはないけど、今井さんの叫びやうめきや息遣いはよく聞こえてくる。生の息遣いが感じられるって素敵。

 特に、アフリカで踊りが始まる合図のドラム前の気合いの息遣いが好き。

・パーカッションでは、今井さんと全員が叫ぶ時と叫ばない時があるのね。


・MADかMADEかわからないのだけど、ひとりだけなんだかクネクネした踊り方に見えた子がいた。

 特にクネクネしてるわけではないのかもしれないけど、他が大きくきっちり踊るから目立ったのかな。

・フラメンコ後に客席に下りてハンカチ借りる今井さんはいつもフレンドリーで素敵。

 ちょっと無遠慮すぎる客には、丁重にキッパリお断りの今井。そこはこれからも譲らないでください。

・客席からステージに戻るとき、階段上りながらおしりを手で隠す。オマエは女子高生か。


・4日はスタオベのタイミングがわからずにできなかったけど、8日はできた。ヨカッタ。

・ステージフォトは第一弾が30枚。んー、大人買いしたいが大人としてそれはいかがなものか。

 でも結局10枚買ってしまったことよ。




そしてお話はまた笑顔にもどりますが。

もともと笑顔がすばらしいMADの皆さん。

今回も彼らは本当に手を抜かない凄まじい踊りをずっと披露してくれてます。

彼ら凄いよね。本当に凄い。本当に本当に凄い。昨年も思いましたが、

あのがんばりにはどれほど賞賛の言葉をかけても足りないくらいです。



激しい踊りが続いた後、動きが止まったときには肩で息をしているのがわかるくらいなのだけど、

どんなにそんな状態が続いても、踊り始めるとまた全身バネのような大きく力強い動きは変わらない。

そんな彼らが、アフリカ衣装のまま、ダンサーズたちのトリとして客に一礼するときは、

それこそキラッキラの笑顔で「全身全霊で踊りきってます!」という心地よい空気を

全身からみなぎらせつつの一礼。



で、一番最後にパーカッションから下りてきた今井さんが、

誰にも負けないほどの「やりきった」晴れ晴れとしたお顔で深々と一礼。

一礼したハダカの背中も汗びっしょりで光っていて、そんな背中を神々しくすら感じたり。



一公演一公演を全員が全身全霊で「やりきる」。

B'zの稲葉さんじゃないけど、それ無しには成功も何もありえないのですね。

観客として、「やりきった」姿を観せてもらえる以上に贅沢なことはないのでございます。

WWチームのみなさん、ありがとう。キミら最高っす。



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