| 2008年08月10日(日) |
ツバメンコから始まるAct2 |
さてさて、忘れないうちにAct2「Dancin' World Wing」の感想も。
10分間のひとりツバメンコ
その真っ赤なフラメンコシューズはどうしても真っ赤でないといけないのか?
マタドール今井がぶんぶん振り回す上着の裏地もそんな真っ赤だけど、
その真っ赤なお靴は本当に目立つわ。
でも、踊りの凄さの方に気を取られて、すぐに気にならなくなるのですが。
三拍子のパルマ(手拍子)が意外に新鮮です。
フラメンコでは歌、ギター、踊りが三大要素で、四番目の要素が手拍子なのだそうです。
その四番目を客に任せてくれてるのね。
会場中のパルマに煽られて激しく力強く踊り続ける今井さんには、
やはり何かが降りてきているとしか。
どんな踊りでも真摯に取り組む今井さんだとは思うが、
フラメンコとの出会いは特別なものだったのですね。
どうぞ存分に極めていってくださいませ。
「Pride♂ the END」
昨年は山本亮太くんが影のように今井さんに付いて踊っていましたが、今回はMADだけでのご披露。
すっごく今井さんらしいナンバーなので、これを後輩だけに踊らせるというのは、
しみじみ彼らの成長を感じるというか、今井さんの彼らへの想いを感じるというか。
その次のスクリーンの後ろの登場からはじまるナンバーは、
MAD&関西Jrと一列に繋がった時の今井さんの楽しげな笑顔がとても素敵。
このスーツ軍団は本当にカッコイイっす。
「Take your hands」
おなじみのフグみたいなキュートなお魚から美しい人魚に変わる女性ダンサーズの演出がステキすぎる。
去年もそうだったけど、ここは耳だけで今井さんの声を堪能し、目はひたすら人魚さんたちを追う。
「千年メドレー」
相変わらず激しくてカッコイイのお・・・。跳ねるように踊りまくるMADが素晴らしいのお・・・。
三々七拍子で激しく声を上げながら地面を踏み鳴らすのは、めっちゃ男祭りな感じですが
女性ダンサーズもまったく臆することなく参加していて、オトコマエな姐さんたちだなーと。
カンフー風ダンス
関西Jrと女性ダンサーズが担当。
そういえばかつて今井さんもSHOCKでチャイナ服着てそれっぽいポーズを披露してましたっけ。
でも関西Jr.の方がさらにカンフーの「型」っぽい。
女性ダンサーズの、ながーい袖を新体操のリボンのように自在に操るダンスは本当にキレイ。
パーカッションパフォーマンス&「EDGE」
はだけた胸がとにかく浅黒いんですよ。昨年よりさらに原住民っぽいですよ!
でもターバン巻いてないのがちょっと不満。みんな頭のてっぺんから足の先までアフリカっぽいのに、
ひとりで短髪おサルな頭さらしてどーすんですか今井さん!
でも、上半身ハダカでドラム叩きまくる姿はやはり圧巻。
銅鑼と足で操作するドラムと、ちょっと間抜けた音のするドラム(?)も増えてとにかく叩きまくる。
ここでも下で踊るMADたちとの雄たけびの応酬があって、男祭り全開。
激しく叩きまくり、最後は立っているのもやっとなほどヘロヘロになっている今井さんには、
「誰もそこまでやれとは」と思ったりいたします。
でも、そこまでやらないと気がすまないドM今井の野生が素敵♪
最後に今井さんの歌(タイトル不明)
スーツとドレスに着替えた全員が勢ぞろいの中、今井さんが素敵に歌い上げてエンディング。
「何一つ欠けても成り立たない 僕達は支え合ってきた」という歌詞だけ覚えているのですが、
ひとりひとりが力の限り踊りきって作り上げた舞台を締めるには、とてもふさわしい曲ですね。
座長のカラーってやはり舞台に反映されるものなんだな、と思うのは、
なんか全体的に男っぽいというか男祭りというか。
でも女性ダンサーズはバレエ、ハーレム、人魚、カンフーなどなど、
セクシーにエレガントにキュートに、男祭りの向こうを張っていて
すっごくいいバランスなのですよ。なのに男祭りにもがっつり参加してくれているし。
男らしい男たちと、カッコイイ姐さんたちが繰り広げてくれる、素敵なダンス・パフォーマンスです。
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