せらび
c'est la vie
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みぃ


2006年04月18日(火) 南の島へ 補足

そういえば、別の学友がカップルで結婚式に来た、と書いたが、彼女は式が始まる直前、「久し振り!東京から来たの?」と聞いて来たので、「ううん、**から」と答えたところ、「ええ〜っ!どのくらい住んでるの?何してたの?」と彼是聞くので、「そうね、今年で十何年かしら。大学院に行って、どうのこうの」と答えたら、「ええ〜っ!何の勉強してたの?MBF?」と知ったかぶりした。

MBA(Master of Business Administration)というのは聞いた事があるけど、MBFって何?

意地悪なワタシは、「え?」と真顔で聞くだけで助けてあげなかったのだが、そのうち面倒になって専攻分野を教えてあげたら、ボオイフレンド君の方が察して、「おぉ、きっと彼女はPh.D.(博士号)なのだろう」などと話を進めてくれたので、助かった(どちらが?)。

実はワタシの業界では、「MBA」なんてものは「俗っぽい」と蔑まれているので、はっきり言って「えぇ〜、冗談でしょ?」といったような心境である。


ちなみに彼女は一応「英文学専攻」だったのだが、彼女曰く「英文学を日本語で読んでいた」から英語は全く出来なかったそうである。そして三十になってから留学を思い立ち、勇んで出掛けて来たものの、語学が全く出来ないので、ボオイフレンドとのコミュニケーションにも困っているそうである。

当のボオイフレンド君に言わせると、「彼女の現地語の方が僕の日本語より切羽詰った問題だから、僕は先生役に徹する」という言い訳があって、だから彼は日本語を学習する気は余り無いそうである。

ちなみに彼は、弁護士業を既に「リタイア」したそうである。

現在彼女は殆ど「専業主婦」状態で、語学講座を終了した後、お金持ちの彼の援助のお陰で近所の短期大学で「国際ビジネス」だか何だかを勉強させて貰いながら、ビザ確保に努めているそうである。

皆は「喰わして貰ってるから、随分遠慮してたね〜、気の毒に」と言っていたが、ワタシが見る限りでは随分幸せそうで、心配する事なんかなさそうで、何よりだと思う。


この友人らは二人とも「ミクシィ」仲間である事が判明したので、あちらの日記には勿論こんな事は書けないので、ここに書いておく。


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