せらび
c'est la vie
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みぃ


2004年10月29日(金) 贔屓にしていた占い師が亡くなっていた事を知りがっかりする

「ボトックス要らずでの若さの秘訣」と書いたが、そう言う程歳を取っている訳ではないので、実際のところ特にケアはしていない。現代の若者は、あれやこれやとケアをし過ぎて、却って肌を荒らしてしまったり「乾燥肌」にしてしまったりしているらしいから、余り余計な手は掛けぬが得策と思う。

あ、ちなみに「ボトックス」とはある化学薬品の事で、これを皮膚下に注入すると肌が若返るという噂の、高価な液体の事である。それよりもっと安上がりな液体は、巷に溢れているというのに、勿体無い事である。

日頃心がけている事としては、例えば水を沢山飲むことが挙げられる。これはその昔ファッションモデルが取り入れた方法として知られているが、おフランスでは一般人にもすっかり浸透した健康法だそうである。ワタシの場合は、そうね、大体日に二リッターから三リッターが目安だろうか。これ以外に、いけないいけないと思いつつ朝はコーヒーを二三杯飲むのが止められないから、それによって奪われた水分を取り戻すためにも、平行して水を飲む。空いたペットボトルを使い回して、家で漉した水を入れて日中持ち歩く。合間を見ては、くぴくぴとやる。夏場や風邪を引いたときなどは、三から四リッター程水を飲む。

一度酔っ払って帰宅して、うっかり窓を開けたまま寝込んでしまって、気付いたら熱が出ていた事がある。一時は三十九度台後半まで上がったから驚いた。生憎週末だったので、医者も休みだったから、仕方が無いので水を大量に飲んで着替えをして寝た。二三時間して起きたら、熱を測る。そして出すものを出して着替えたら、又水を沢山飲んで寝る。これの繰り返しで一日したら、微熱まで治まった。薬に頼らなくとも、人間の身体は案外巧く出来ている。

水を飲めと日本の友人に薦めても、真似る者は少ない。しかし、そういうのに限って便秘症だったり冷え性だったり肥満気味だったりするのだから、少しは自分の身体のつくりを理解するが良いと思う。斯く言うワタシも、もう少し若い頃は手足が冷えて冷えて仕様が無かったものだが、沢山水を飲むようになった所為で、冬の暮らしが随分と楽になった。

幸運なことに便通で困る事は殆ど無い。出が悪い人は精神上何らかの執着を抱えているからでもあるので、内科や消化器科のみならず、一度心理や運動生理学などの専門家に相談するのも良いだろう。しかしその専門家との予約を待つ間に、ひとまず水を日に沢山飲むことを心掛ければ、随分変化が出るに違いない。友人で、酷い時は二週間ばかりも出ないと嘆くのがあったので、水を先ずは二リッターずつ飲んでみろと薦めたら、一週間後には既に二三度出たと言うのだから、これは騙されたと思ってぜひ皆さんもお試しを。

その友人は、水を飲むとトイレが近くなるから嫌だと言ったが、それはそれだけ体内に毒素があって、それを排出しなければと身体が判断しているからであって、全く悪いことでは無い。如何せんニホンジンはタダの水と言って馬鹿にして、水を殆ど飲まないようだが、しかし長年のそういう悪習が体を麻痺させて、喉が乾いているのにそれに反応しない身体にしてしまっているのだから、その事に早く気付いて本来の健康な身体の反応を取り戻さねばならない。

もう一つの安上がりな液体については、次回に続く。


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