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■ 闇雲なわけではないこと
日曜日の礼拝説教で、「アリマタヤのヨセフの墓に
イエスの身体が納められた」という話を聞きました。
遺体が野ざらしにされず墓に葬られたことにより、
その墓が空っぽになったことが
明らかになりました！
その話を聞きながら、思い出したことがありました。
昔聞いたことがある説明の仕方で、
「復活」の出来事は、信仰で信じるものだけれども、
信仰を抜きにしてみても、状況だけで考えてみても、
否定しようがない事実である。
という本があったはずで、それが何て言う本だったか
思い出せずにいました。
そうしたら、今朝になって母がひょいとこの本を
持って来ました。
今週我が家で、求道中の親類が来る予定になっていて
「お紅茶の時間」があるかと思うんです。
母としては、今朝、父の本棚にこれがあるのに気づき、
求道中の親類にとって、これがとてもいいんじゃないか
と思ったらしいのです。
私としては
「ちょっとぐい〜っと来ちゃうんじゃない？」
と言いつつ、パラパラ見ていたら、
まさに私の探していたその「復活」の説明書きが
これに載っていました。
このタイミングは何でしょう。
そもそも私がその本を探していたのも、
「お紅茶の時間」のことを思ってでした。
この本全部じゃ辛いかと思うので、気になっていそうな
ところを何枚かコピーしておきました。
どうでしょうか。
それは全く個人的なうちの親戚の話ですが、
世間一般でも、やはり同じように
「イエスがどうして救い主だと言えるんだ」と
思うでしょうし、
何の根拠もないものを、やみくもに信じて怖い
と思う方もあるかと思います。
「復活」なんて尚更あり得ない作り話だ、
と思うでしょうし、
ちょうど来週がイースターですから、
ここの日記でも書いてみたいです。
その前に、十字架のこと。
そして、そもそもイエスは実在したのか。
という疑問もあるかと思います。
聖書にしかイエス様のことが書いていなければ、
まゆつばと言われてしまうかもですが、
聖書以外の歴史書にもイエス様のことは
書かれているのです。
それもこの本に載っていました。
（ヨセフス、タキトゥス、スエトニウス、タルムード）
その中のヨセフスの「ユダヤ古代史」にこうあります
ので、ここにご紹介しておきます。
（紀元９３年頃に書かれたもの）
「そのころ賢人イエスが現れたー彼を人と呼ぶことが
正当であればのことであるが。彼は驚くべきわざを
行なう者であり、真理を喜んで受け入れる人々の教師で
あったからである。
彼は多くのユダヤ人と異邦人を自分のもとに
引き寄せた。
彼はキリストであった。
ピラトがわれわれのおもだった者たちの告発を受けて
彼に十字架刑の判決を下したとき、彼を最初に愛した
者たちは彼を愛することをやめなかった。彼が3日目に
再び生きて彼らに現れたからである。神の預言者たちは
彼についてこれらのことや他の多くのすばらしいことを
予告していた。そしてキリスト者ー彼にちなんでそう
呼んでいるーの仲間は、今日も消滅していない。」
ヨセフスはユダヤ教の人で、イエスを信じていない人
ですが、その証言によっても、
イエス様の存在と、十字架が歴史的な史実であるのは、
ここに証言されています。
そのことを、まず知っておくことが大事と思います。
2023年04月04日(火)
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