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■ エステル記1章
今日からエステル記に入ります。
エズラ記ネヘミヤ記はエルサレムが舞台でしたが
場面は、ペルシャの帝国の首都シュシャンへ移ります。
時代は重なっていますが、ちょうどエズラ記6章と7章
の間の話となります。
列王記、歴代誌で見て来た王国時代が、
神への不信によって、南ユダの人々はバビロン帝国へ
捕虜として連れていかれました。(バビロン捕囚)
その期間は70年間です。
その後、バビロンは、メディア・ペルシャの連合軍に
よって滅ぼされます。
後、ペルシャのクロス王によって、
ユダヤ人たちがエルサレムに帰還するよう布告が
出されます。
エズラ記、ネヘミヤ記にあるのはそのバビロン捕囚後の
時代のことでした。
ゼルバベル率いる神殿再建と、
エズラ率いるユダヤ人の帰還、
そしてネヘミヤ率いるエルサレムの町の城壁の再建と
記されていました。
ユダヤ人は全員エルサレムに帰還したわけではなく、
まだ他の地域にもたくさん残っていました。
エステル記のエステルもその一人で、彼女はペルシャの
シュシャンにおりました。
今日の1章ではペルシャの王クセルクセスの話です。
(アハシュエロスとあるのは王の称号だそう)
酒に酔っていい気分になったところで
王は自分の美しい王妃ワシュティを皆の前に連れ出して
見せようとしましたが、王妃はそれを断りました。
面子を潰され憤った王は、
法令に詳しい者たちと相談し、
ワシュティが2度と王の前に出られないよう法を定め、
王妃の位から彼女を退けてしまいます。
この法令によって国民が、夫を軽く見ず、
尊敬するようになるでしょう
と言うのです。
異教の神を信じる王の、女性の人格を無視した
男中心の勝手なふるまいですが、
このような、
「まことの神様のご支配が全くないように見える
異教の地のただ中にあっても、
まことの神の御手はその上に働いている。」
というのがエステル記です。
いつもの明石先生の解説を元にしています。
というかほとんど書き写しです。(!)
→エステル記
この教会は日曜も午前礼拝、午後礼拝とあり、
平日も聖書の学びがあって、
がんがん聖書を読み進んで行っているようです。
私は全部はついて行けないので、
デボーションの個所の所でここはどういう意味だろう?
と思うときに
ときどき参考に読ませていただいています。
というか、聖書個所で検索するとどの個所でも
ぶち当っちゃうんです。
それだけ書いている先生です。
私もここに書くことで頭が整理されるし、
忘れやすいので書き留めておきたいし、
何しろ恵まれます。
そして、日記に来られたどなたかの心にも留まって
いるのでしたら幸いです。
2023年03月13日(月)
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