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■ 「よくやった!忠実なしもべだ」
今日はとても暖かい日でしたので、
教会へ行けました。
聖書はマタイ25:14〜30
「タラントのたとえ」からでした。
「タラント」は、「才能」「賜物」と言われますが
生まれてからいただいているものすべてのもの
と見てもいいのかもしれません。
ご主人様は神様のことで、しもべは私たちです。
神様は、ある人には5タラント、ある人には2タラント
一番少ない人にでも1タラントという
信じられないほどの莫大なお金を預けます。
5タラント、2タラント預かったしもべは
預けられたものを活用し、運用し、
ご主人のためにそれを使って商売をし、儲けます。
世の終わりのとき、
主人はひとりひとりを呼んで精算をします。
預けたものを活用して儲けた二人を見て、
ご主人は喜びます。
「よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは
わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの
物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。」
儲けた金額で、評価しているのではありません。
5タラント儲けた者にも、2タラント儲けた者にも
まったく同じことばで褒めておられます。
牧師はここで、「本当に私たちのことを見ているのは
神様だけだ。だから人の評価を気にしてはいけない。」
と言いました。
世間の評価、会社での営業成績、学校での成績表では
多く儲けた方が偉くて、少ない人はだめ、
と評価されてしまいます。
でも神様はそうは見ておられない。
「神様から預かったものを、神様のために使おう
とすること」を喜んで見ておられます。
その者に「よくやった!」
と、お褒めのことばをかけます。
人からは馬鹿にされたり嘲られたりしたとしても、
神様の「よくやった!」
ということばだけに耳を傾けることができますように。
さて、3番目の人、1タラント預かった人は
どうしたでしょう。
彼は、ご主人を「悪い、怖い人だ」と思っています。
預かったものを、もし商売で失敗し、減らしでもしたら
とんでもなく主人は怒るだろうと誤解しています。
それで、減らすよりはそのまま返した方がいいだろうと
考えて、何も活用しないまま地面に埋めておきました。
精算時、主人は地面に埋めておいた人に言いました。
「悪いなまけ者のしもべだ。私が蒔かない所から
刈り取り、散らさない所から集めることを知っていたと
いうのか。
だったら、おまえはその私の金を、
銀行に預けておくべきだった。そうすれば私は
帰って来たときに、利息が付いて返してもらえたのだ。
だから、そのタラントを取り上げて、それを十タラント
持っている者にやりなさい。」
ご主人が見ているのは儲けの金額ではありません。
ご主人が預けたものを喜んで、それをご主人のために
使おうとしたか、
それとも、何もしないで地面に埋めておいたか。
です。
賜物も、色んな得意なことも、またもっといえば命も
自分自身の物だと思ってはいけませんでした。
神様からお預かりした大切な財産でした。
それを神様のご栄光のために使っていく。
預かった額はそれぞれ違うかもしれません。
でも何ももらっていない人はいません。
賜物の大きさを比べ合うのでなく、
神様はどんなことでも、それを「ご自分のために
用いようとすること」を喜んでくださっています。
聖書には書いていませんが、牧師は1タラントの人への
神様のことばから推測して、
たとえ、預かった額を減らしてしまったとしても
何もしないで放置しておくことを
怒っておられるのだから、
「神様のために生かそう」として減ってしまったのなら
その心を喜んでくださるだろうと言いました。
私も人のことばに惑わされず、
神様の「よくやった!」の声だけを聞きつつ、
神様ために生きていきたいです。
2023年02月12日(日)
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