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前回記したように、ヨシャパテは困難の中にあるときに
自分の弱さを知り、ただ力ある神に頼りました。
神様もヨシャパテの祈りにこたえてくださり
「しっかり立って動かずにいよ。あなたがたと
ともにいる主の救いを見よ。」
とおっしゃいました。
そのような信仰に歩むヨシャパテ王でしたが、
どうしたことでしょう。
ヨシャパテの弱さは、優しすぎるところ
なのでしょうか。
神を敬わず、偶像を拝むアハブ王と手を組んで
しまいます。
（１８章）
その間違いを先見者ハナニの子エフーが指摘します。
「悪者を助けるべきでしょうか。
あなたは主を憎む者たちを愛してよいのでしょうか。
これによってあなたの上に主の前から怒りが
くだります。
しかし、あなたには良いことも幾つか見られます。
あなたはこの地からアシェラ像を除き去り、
心を定めて神を求めて来られました。」
（１９：２，３）
そう神のことばを聞かされると、
ヨシャパテは民の中へ出て行き、
彼らをその父祖の神、主に立ち返らせます。
そして２０章の信仰による戦いがあり
なのに、どうしてか
またも悪事を行なったイスラエルのアハズヤと
同盟を結んでしまいます。
やがて
このことが自分の子へと影響を与えていきます。
今日の２１章では、
ヨシャパテの長男ヨラムが新しい王となります。
ですが
「ヨラムはその父の王国に立つと勢力を増し加え、
その兄弟たちをひとり残らず剣にかけて殺し、
またイスラエルのつかさたちのうち幾人かを殺した。」
（２１：４）とあります。
また
「彼（ヨラム）はアハブの家の者がしたように、
イスラエルの王たちの道に歩んだ。
アハブの娘が彼の妻であったからである。
彼は主の目の前に悪を行なったが、
主はダビデと結ばれた契約のゆえに、
主はダビデの家を滅ぼすことを望まれなかった。
主はダビデとその子孫にいつまでもともしびを
与えようと、約束されたからである。」
（２１：６，７）
とあります。
2023年01月30日(月)
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