思いつくままに
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2005年05月13日(金) 恐かった


動けなくなってまず困るのはトイレなんだよね、これが。
生理現象だから我慢にも限界がある。

前日の夜に腰を痛めた母は夜は俺が支えることでトイレも歯磨きもすませられたわけなんだけど。
次の朝になると身動きできなくなっていてね。

で俺が紙おむつを買いに行くことになったってわけ。
お店が開く時間を待って自転車でゴー。
紙おむつをゲットしてとりあえず朝食用におにぎりでも買いに行こうかなと。
動けないからかわいそうだけどおにぎりぐらいしか食べられない。

4車線の道路はもうじき赤になろうかなという時で。
この時点で俺は熱があったみたいなんです。
身体に力が入らない。
一瞬どうしようかなぁと思ったんだけど「いってしまえ!」というわけで。
で横断歩道を半分渡ったとこで紙おむつがポロリと手から落ちてしまったわけです。
手も足もふにゃふにゃで力が入らない。
で落とした紙おむつを拾おうとしたら自転車ががしゃんと倒れてしまって。
で俺は手にも足にも力が入らないからなかなか自転車が起こせない。
もう半端じゃないぐらい自転車が重く感じられたわけです。

そんな俺を信号が待ってくれるはずもなく非情にも赤に。
でも横断歩道の真ん中でもたもたしている俺。
クラクションをビービー鳴らされるだろうと覚悟したわけですが。
ラッキーにもなんとか俺が自転車を起こして中央分離帯までもたもた運ぶ間辛抱強く待ってくれていたどこのどなたかわからない運転手さんに感謝。

俺が幅60cmぐらいしかない中央分離帯に横向きに自転車をおいたところで自動車はゴー。
まぁ当然です。
俺の20cm横あたりを自動車が時速70キロ?ぐらいでビュンビュン通り過ぎていくわけで。
これだけでも十分恐い。
風を感じるわけです。
反対車線の車もビュンビュンと。
これが俺の自転車をひっかけそうでこれもまた恐い。
俺と自転車が幅60cmのところにいるわけですから当然自転車は斜めに置かれています。
その自転車のスタンドが車をひっかけそうなのです。
スタンドをたてたいのですが下手に動くと俺も自転車も倒れてしまいそうで恐くて動けない。
自転車が壊れるぐらいは構わないけど相手の車にとか想像するのするととてもじゃないけど動けない。

手や足に力が入らない。
自転車をきちんとたてようにも力が入らない。
スタンドがたってないので俺の腕の力だけが頼りです。
手に持ってる紙おむつも落としそうになる。
それどころか俺自身がふらふらと道路に倒れそうになる。

ここで俺が道路に倒れたら(幅60cmの中央分離帯にうまく倒れるのは不可能)まぁ命はない。
紙おむつが道路に落ちてもただじゃすまない。
やっとの思いで支えている自転車が道路に倒れても大惨事。
ホント恐かったです。
信号が青になった時は「助かった〜。」って思いました。

でそんな思いまでして買った紙おむつですが、結局不要でした。
痛み止めが効いたみたいでなんとか歩けるように・・・
この紙おむつどうするのかなぁ?

【同盟《日記×日記》】ままにょにょ窟Lv10,000をまだ目指すしあわせ日記