書泉シランデの日記

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年とともに時間は・・・
2005年10月30日(日)

あっと気付くと11月が目の前。
ひぇ〜〜である。

年をとると時間の進み方が早くなる、というのは、もう誰でも経験的にわかっていることだ。思えば小学生のとき、友だちと遊ばないで過ごす土曜の午後がどれほど長く感じられたことか!二学期の始業式には、これから延々クリスマス時分まで続く二学期がどれほど呪わしく思えたことか!

それなのに今はどうか。
「昨日こそ早苗とりしか・・・」どころではない。年賀状なんてこの間買ったばかりだ。それなのに郵便局は注文を取りに来る。

先だっては、北斎展、前に東武でやったのは、3、4年前だったかなあ、と思って調べたら、12年も前だった。ちょっと前、というと、ほとんど10年くらいのスパンである。この間、というときは、当然、3、4年は覚悟をしないといけない。

この時間認識、誰か研究してくれないものだろうか?

認知科学の研究ってこの頃はあほみたいなレベルのものまで論文になるみたい(認められるかどうかは別)。だったら、この「加齢と時間認識」の問題なんて、かなり立派な研究課題じゃないのかね?

年取って毎日が日曜日になったら、退屈でぼけないかしら、と心配する人がいるけれど、私の想像では、その頃になると、もっと時間が早く過ぎるだろうから、何の心配もない。1年終わったと思ったときには、もう10年くらい終わっているに違いない。そのくらいになると、毎年、同じ干支を繰り返しているような気がするかしらん。



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