書泉シランデの日記

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ぶつぶつ
2005年08月17日(水)

老犬は相変わらずで、なんだか全く冴えない夏を過ごしている。

今日は朝からあまり食欲がなく、一日に3個食べて当然、というフードが1個の4分の3しか入らず、さっき牛肉を見せたら、欲しいというので(そう、そのように顔で言うのです)、細かく切って与えた。一切れ食べた。最低の線で永らえそうな印象。薬はここ数日何も与えていない。

励ましてくれる人は、「お宅にいたいのよ、それだけでいいんだから頑張らせてあげて」といってくださる。それはそれでありがたい言葉だし、そうかもしれないとは思うけれど、発作が起きないにせよ、緩慢な餓死をさせているだけでは、という思いも一方で拭いきれない。

欧米の人は動物の安楽死に対して、割合、屈託がないように見える。少なくとも、そういう選択を支えるだけの文化的背景があるように思える。家畜との付き合いも長いし、肉食文化だし。

そこへ行くと、日本はやっぱり良くも悪くも自然まかせなのかもしれない。不要になったり、飼えなくなったりした犬猫を捨てるのも、それと関係があるのだろう。とにかく「自然」は難しい。

でもまあ、仕事はするしかないので、今日は夏休みの大仕事 ―締め切りに遅れると一大事― のほうにまず一段落つけることが出来た。すでに締め切りを大きく破っているほうは、1週間前から停滞している。これが退治できたときに初めて夏休み到来なのかも。

去年の今頃は、オペラシティの避難訓練に行ったっけ。避難訓練用に客席を埋める必要があったらしくて、リハーサル見学と避難訓練という企画だった。この夏はお楽しみがなさ過ぎる。



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