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アフター発表会
というわけで、昨日は疲れ果て、今日は珍しく8時まですやすや眠れた。昨日のビデオと写真を整理しているうちに、ヴァイオリンの仲良しから電話がかかり、写真をわたしがてら、お茶を飲むことに。
あの子はどうだった、この子はどうだった、と仲良しと評定するのがアフター発表会の楽しみである。割合長く通っている子どもが多い教室なので、子どもの成長と技術の進歩、個性の発露が話題にのぼった。
小さいうちはどの子も似たようなものだが、素人なりに上手な子だと小学生、どんな子でも高校生まで続くと、かなり音に個性が出てくる。全曲を見事にひきこなす子もいるが、特定のフレーズだけ、かなり心に響く音で聴かせてくれる子もいて、どちらかというと、私などは小器用な素人よりは、フレーズ限定で気持ちのこもった演奏をしてくれる子が好き。音楽が好きで、勉強も好きな子は高校生ともなれば、一音一音、考えた音を出してくれる。その丁寧さも演奏の魅力である。勝気な子の音は前に出てくるし、内省的な子はひきながら、自分の世界を彷徨っている。こういうところが素人の発表会の面白さだと思う。
演奏の批評と同時に、衣装の批評も忘れることは出来ない。衝撃的に露出過度の衣装のお嬢さんがいて、二人でこれにはまいったね、と。私的には、貧弱な体の人が露出過度になると、寒々しいばかりで貧相だから勘弁してもらいたい。手入れしないナマアシもどうも・・・。いまや清楚なお嬢さんなんて博物館の標本でしか見られないのだと百も承知でいながら、心のどこかでそれを求めている昭和30年代生まれであった。
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