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アゲハ組学級閉鎖
先ごろ、心配していたアゲハ組、全滅しました。1週間ほど前には8匹を数えたのに、数日たったら5匹になり、昨晩みたらゼロ。うち1匹はずいぶん大きかったので、これだけでも蛹になれるかな、と思っていたのに、きっと子育て中のヒヨドリにやられたのでしょう・・・・もう何年も前、巣から落ちたヒヨドリの子を保護したことがあります。ミールワームを与えましたが、アゲハ組の幼虫なら十分ミールになれます。
そのとき、獣医さんにいわれたのは、猫に気をつけながら、日中、巣箱を椅子にでも乗せて、天井をとっぱらって庭で飼いなさい、ということ。
いわれたとおりにしたら、なんと親が毎日餌付けに来るのです。巣箱にセミの足?が落ちていたりしました。しかも、飛行訓練もするのです。ひなが勝手に飛ぶのではなく、巣箱のへりに親が止まって、そこからバタバタと地面に降りる(落ちる)お手本からレッスンが始まりました。
ある日、気付くと、巣箱から数メートル離れた地面で、ヒナがよたよたしていたことも。そして、数日後、めでたくヒナの姿が見えなくなりました、といいたいのですが、祝儀か不祝儀かはちょっと微妙です。まだそんなに飛べなかったので、猫だったのかもしれません。巣立ちは目撃できなかったし、その頃、猫の姿をしばしば目撃していたのです。(思えば、その猫も去年の冬死にました。)
それにしても、あれだけいたアゲハ組が、食糧危機以前に学級閉鎖を余儀なくされるとは思いませんでした。卵のまま黒ずんで死んでしまうものもいました。木のほうは、アゲハ組のおかげで観葉植物よろしく、若葉にぎざぎざと切れ目がはいっていますが、おそらくその切り口からでる液を目当てに、あっというまにアブラムシがつき、その分泌物を目当てに蟻がぞろぞろ、という現状。自然には無駄がないというか、なんというか・・・。
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