書泉シランデの日記

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伯母電
2005年06月08日(水)

伯母から電話をもらう。
80歳になったけれど、まだ現役で小児科医をしている。小さい人に迷惑をかけないうちにリタイアしてほしい、と家族は思っているようだが(家族でない私もそう思うが)、「おばあちゃん先生がいい」なんていわれると、本人はまだ私は求められている、と思うらしい。

要件はなんてこともなく、「Yちゃん(私の長兄)が久しぶりに会いたいからって明日訪ねてくるんだけど、最近彼はどうなの?」という予習である。わざわざ来るなんて何かあるのかしら、と心の準備がしたいらしい。ところが、私は長兄夫婦とはほとんどつきあいがない。彼らは海外赴任が長く、つきあわない癖がついたということもあるが、それ以上に、一生付き合う相手なのだから、無駄に会って、つまらない口げんかをしないように、という心がけゆえである。要するに反りがあわないのだ。だから、伯母の質問にも答えようがない。

でも、せっかく電話をくれたので、伯母とあれこれ世間話をした。さくらやでデジカメを買ったそうな。まあ、まあ、元気のいいこと。さすがは母の姉である。生命力が豊かな家系なのだ。私はあやかりたくないぞ。

そうこうしているうちにヴァイオリンの練習をする気が失せ、昔とったベルリン・フィルのガラコンサートを見る。キーンリサイドがモーツァルトを歌う。彼のモーツァルトはとても気に入っている。ただ、コンサート形式だと、いかにも歌いたくなさそうなので、毎度のことながらおかしな歌手だと思う。テンポはオケよりもちょいと速いし、右手はポケットから出たり入ったり、ジャケットを握ったり離したり、・・・要するに落ち着きがない。しかも歌い終わるとお辞儀もそこそこにステージを降りる。変なの。

ガンをわずらう前のアバドさん、この人の指揮もクライバーとはまた違った意味で、映像として美しい。なにしろ楽しそう。









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