書泉シランデの日記

書泉シランデ【MAIL

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何語を話そうがアル中はアル中
2005年04月22日(金)

通勤時間が終わりにさしかかった朝9時台の電車。鎌倉あたりへお出かけのおばちゃんたちが多い。スケッチにでもいくのか、画材をもったグループのおばちゃんの一人にに、乗り込んできた人懐っこい不良白人が話しかける。迷彩柄のパンツに編み上げブーツ、上はダンガリーシャツで、髪は周囲をそりあげて中心だけ伸ばした、なんともいえないポニーテール。

どこへいくのか、絵を描くのか、オレも絵は好きだ、など、他愛のない話なんだけど、見るからにヒッピーくずれみたいな50男(60かも)。おまけに手には缶ビール。繰り返すけれど、朝の電車ですよ。相手をしているおばちゃんは50代前半、人品卑しからぬばかりか、そこそこ英語もお上手である。

だけんどさ、立ったまま、朝からビールをぐびぐび飲んでいるような男は電車じゅう探したってそいつだけさ。普通に日本人の男だったら、奥様、そんなに愛想よくお相手なさいます?「アメリカへ行ったことがあります」なんて自分から話題を提供しなくてもいいでしょうに。

英語を話すだけで、途端に人を見る目が霞むのかしらん。「マイワイフはオレが酒を飲むのを嫌うんだ」なんていう話をニコニコ聞いてやります?アル中のオヤジだよ、さりげなく場所を移動しません?サークルのお仲間らしいおばちゃんたちは、「○○さんって英語しゃべれていいわね〜」なんて話しているけど、そんな酔っ払いと話すのがうらやましい?

多分、半分はそのおばちゃんも当惑していたとは思うのだけれど、語学って拒絶の言葉をあまり教えないから、こういう場合に大変だよね。私だったらどうするか―その男は見るからに、変ななりをしたダメっぽい奴だったから、話しかけられてもわからない振りをします。そして離れる。それが一番安全でしょ?



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