今日は見る見るサクラが開いた。 朝、職場の窓から見るサクラはまだ3分咲き程度だったのに、夕方には5分咲き以上。急に暖かくなったからだね。週末まで持つのかしらん。 息子は明日お花見だというておった。 彼は今日、上野まで出かけていっているが、夜桜を見て帰るなんていう風流心はないだろうに。 私はアマノジャクなので、おおぜい人の集まる場所で花見をするなんて滅相もないことだ。最後の花見は、というと、記憶にないほど昔かな。学生の頃、4月の最初に研究室に行くと、コンパ代わりに今日花見〜♪なんてことがあったような気もするのだが、どうだったのだろう。 「木のもとに汁も膾も桜かな 芭蕉」 こんな世界は嫌いだ。青い空とピンクの花と春風で十分じゃありませんか。夜ならばおぼろ月。汁だの膾だのって持ち込むと変な匂いが漂って嫌だ。 本当は思い出したい詩があるのだけれど、タイトルも作者も思い出せない。室生犀星の「春の寺」にちょっと似ていて、あれより長くて、文語調の詩。三好達治かその辺りだったような気がするんだけれどなあ・・・まさか朔太郎じゃないよね、「憂鬱な桜」になっちゃう。 日付が変わる頃になって探し出しました。 やっぱり三好達治で「甃(いし)のうへ」という詩です。
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